「TOYOOKA町衆塾」なる私塾が旗揚げなった。私はつい最近、具体的には今朝のfacebookで知った。友人や仲間たちがたくさん顔を揃えている。日頃、私の住んでいる街・豊岡市の現状に対して傍観者ではまずい、何か実行できることはないのか?と考えていたので、直感的に行ってみようと思い今日の決起記念の講演会&討論会に参加させていただいた。
豊岡の若手経営者、商店主、行政の有志などが中心となっている。それをサポートされているのが、千葉大学准教授、建築家の岡田哲史氏。岡田氏は地元豊岡市出身で海外でも活躍されている。
講師は衆議院議員・河野太郎氏。河野氏の基調講演、豊岡市の印象、分析、今後の取り組むべきこと、などの熱いメッセージから始まった。
身近で中身の濃い話と質疑応答が続く。両氏が投げかけたメッセージで印象に残ったものをメモとして残しておきます。
【河野氏】
• 市役所がやるべきことはなにか?やる必要のないことは何か?
• 地方議会は機能してるのか?
(議員提案の条例は年間何本ある?)
(1本あったら優秀、と言うのが現状)
• 市が変わるとは、市の予算も変わらねばならない
• 市の予算を変えるには、「事業仕分け」「民間委託」「みんなでやろうぜ」
• 行政が産業支援しても効果は上がらない
• なぜ、教育に金をかけないのか?→世界に通用する人材を育てる豊岡市に
【岡田氏】
• 結局「本物」が一番強い。
• 欲を出すと損をする。→街全体を良くすると言う発想が大切。
【感想と私自身の気づき】
集まっている30〜40代の若手有志の目がギラギラしてたこと。「町づくり」と言う言葉を取り違えてはいけない。何かを安易に足したりくっつけたりしてでっち上げた「名物」ではダメ。むしろ、引き算、削ぎ落して自分に残ったもの(唯一のもの・強み)それが岡田氏のおっしゃる「本物」なのではないか。削ぎ落した個人、本当の魅力に気づいた個人がネットワークして初めて実りあるものになるのではないか。
懇親会まで参加させていただき、ありがとうございました。
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