June 01, 2013

新「グビガブ」(GUBI GABU)オープン

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城崎温泉(兵庫県豊岡市)、ランドマークである木造3階建ての旅館が建ち並ぶ中心部。大谿川(おおたにがわ)添いの柳の緑がとても美しい。この一角に山本屋旅館がある。本日6月1日にその山本屋旅館が経営する新しいレストラン「グビガブ」がオープンしました。

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私がおじゃましたのは前日夜。翌日のオープンのに備えて余念のないスタッフのメンバー。「グビガブ」は城崎温泉の地ビールとして1997年より製造・販売しているもはや老舗。地元の新鮮な食材を使ったメニューを中心に、お料理に合わせて4種ある地ビールから選ぶ。

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グビガブのオーナー高宮浩之氏とはとても親しい友人(左写真)。地元でじゃ一番はやく地ビール事業を立ち上げて軌道に乗せ、本業の老舗旅館も受け継ぐ。城崎温泉のお客様をいかに満足してもらうのか、日々考える情熱家。

ちなみに、最後の写真は私と3人の会社幹部。開店前夜にも関わらず高宮オーナーのお声に甘えて、グビガブ第1号のお客様として食事をいただきました。

3人の幹部は、我が社の新たな成長を期して今月より新部長として活躍を期待しています。

「グビガブと我が社の新たなスタート」がキーワードとなって、グビガブでお互いの健闘を誓い合いました。

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March 25, 2012

「寿楽庵」〜初体験!ワサビと岩塩のハーモニー

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「寿楽庵」で蕎麦をいただく。友人M君の「つぶやき」で「丸岡産そば」が美味しいと知る。さっそく注文。私にとって「丸岡産とは?」だったので、待っている間にメニューの説明書きを読む。

『福井県の中でも丸岡町で採れる蕎麦は早刈りされたもので、実が成熟する前に刈り取るため、色も緑が鮮やかで、香りも良い』

とある。

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もうひとつ嬉しいのは「北村わさび」さんのすりおろしたてのわさび。地元の「北村わさび」ファンとしては、同じ集落にある蕎麦屋さんとしては当然過ぎるぐらい当然のこと。^ ^ さらに「岩塩」もついている。

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蕎麦汁、岩塩、そしてワサビ。その組み合わせが楽しい。

私が一番気に入ったのは、岩塩をパラパラと振りかけて、蕎麦に直接北村ワサビを乗っけて食べる。口の中で塩とワサビのすばらしいハーモニーとなって美味しさが広がる。蕎麦を塩で食べる!これは新しい体験。ぜひ誰にも試してみていただきたい。お薦めである。

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「寿楽庵」さんは神鍋の十戸(じゅうご)(兵庫県豊岡市日高町)と言う地区にある。十戸集落には豊富な湧き水が渾渾と流れている。但馬学でも紹介したことがある。この湧き水を利用して古くからニジマスの養殖が盛ん。そして江戸時代から300年続く「北村わさび」さんがある。

美味しい水のあるところに美味しい蕎麦あり。

神鍋十戸清水の手打ち蕎麦 「寿楽庵」
兵庫県豊岡市日高町十戸
tel : 0796-44-0841


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December 27, 2009

「酒菜哉」〜地元の食材を大切にした新境地の料理

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これまでは、「和」を中心としたお料理が持ち味の「酒菜哉」さん。

年末が近づくと、親しい友人たちと食事会をもつ。「自分自身の今年の3大ニュース」を披露する。普段、よく会っている友人であっても、「えっ、そうだったの〜?」なんて秘話(?)が明かされる。(^_^) 気の置けない仲間であるが由縁であろう。

今年のお店は、迷わず「酒菜哉」(兵庫県豊岡市)。マスターの河村氏は、10月の「三原谷地区のイベント」に料理人として参加され、イタリア料理「アル・ケッチャーノ」)(山形県鶴岡市)のオーナーシェフ・奥田政行氏と出会う。わざわざ鶴岡市まで出向き、奥田シェフの料理やその考えを学ばれた。

地元ならではの気候風土で培われた食材、新鮮な食材を使い、お料理がより魅力的になった。

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地元の野菜を使った「バーニャカウダ」。

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生ハムとチーズ。

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ゴボウづくし。ゴボウのペーストと苦みのある青菜とを一緒に、お肉でくるっと巻いて食べる。なかなか美味しい。

そのコンセプトを学び、すぐに取り入れるところは取り入れる河村氏のセンスは凄い。こだわりの豚肉を生産している友人を紹介させていただいたり、最近は、こだわりの食の若手生産者や食に関心を持つお客様が増えているらしい。

但馬の食材を使った河村シェフの料理が、これから益々楽しみになってきた。

「酒菜哉」(さかなや)
tel:0796-22-8310
豊岡市加広町1−11

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April 28, 2009

ついに行った!食べた!「高橋食堂」~兵庫県豊岡市出石町

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タイトル読んで、「なに一人、興奮して騒いでるの?」と言われそう。以前から、その評判を友人から聞き、妻は一足先に行き、いつかは私もと思っていた「高橋食堂」に行ってみた。

場所は、城下町出石(兵庫県豊岡市)。ここは皿そばの「出石そば」が有名。年間100万人前後の観光客が訪れ、賑わう。

そんな城下町風情の残る路地に、この高橋食堂がある。京都の町家と一緒で、家の間口は狭いが中に入ると奥行があるのがわかる。

外観(入る前)からして、「高橋食堂」には独特のムードがある。評判を聞いているのでなおさらそうである。

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「高橋食堂」評判の中華そば(ラーメン)の由来が「額縁」になって掛けてある。手書きで書いてあるので、余計に値打ちがある気分。

【誰のために】終戦直後、大衆娯楽の場であった永楽館の芸人さんを喜ばせるために考案したそば。

【ノウハウ】歯ざわりの良い麺に、和風仕立ての秘伝スープ。

【オリジナル】中華そばと呼ばずに”高橋そば”と命名。

【コンセプト】「もう一杯食べたいな」と思う(思わせる)味加減。

【ブランド認知】高田浩吉、三波春夫(ご両人をご存知であることが前提)が舌鼓を打った。

マーケティングの極意が示されている。(^_^)。まさに、「先代の主殿」は偉大であった。

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これが「高橋そば」。

私が小さい頃に食べていた近所の「中華そば」を思い出す。薄めの醤油味、細めの腰のある麺、チャーシュー、モヤシ、ネギの控えめな具。「高橋そば」は、さらに徹底している。

妻からこんな話を聞いた。『出石町出身で、今は関東に住む年配の方が「高橋そば」食べながら、「あ~っ、これでいつ死んでもいい」と言ったとか。』

ラーメン好きな人、行ってみましょう。

「高橋食堂」
兵庫県豊岡市出石町宵田32
tel :  0796-52-2121

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November 24, 2008

『酒菜哉』 ちょっと落ち着いて食事しよう

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(酒菜哉カードの画像より)

「ちょっと落ち着いて食事をしよう」と思い立つことがある。私の住んでいる豊岡市(兵庫県)にも、いくつかのお薦めがある。神鍋高原のペンションや城崎温泉の旅館街、もしくは山間にもこだわりのちょとした食事処もなくはない。しかし、気軽にさっと、となるとやはり豊岡市街地か。そこで見つけたのがこのお店「酒菜哉」(さかなや)。厳密に言うと、妻が友人に誘われて行ったのが知るきっかけだったようだ。

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日本海に面している豊岡市だから、やはり新鮮な海産物が欲しい。魚好きの私には特に重要なことなんです。(^_^) 「酒菜哉」(さかなや)の「さかな」の字は違っても、さすがに、こちらのお刺身は美味しい。ネタは新鮮であれば良い、と言うものでもない。それに包丁裁きも大切だ。

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ホタテとブロッコリを使って軽く炒めてある。なんでもないシンプルな料理なのだが、一味違う味付けが光る。

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城崎温泉の老舗旅館で板前をやっていたと言うマスター。お料理の盛りつけや器も、そう言われてみるとそんな感じも漂う。このお店の繊細な味付けは、私にとって新鮮な味であった。料理によっては、量もたっぷりとあって若い人にも人気がありそうだ。

座り心地の良い柔らかいイスで、ゆっくりと食事が楽しめる。お薦めだ。

「酒菜哉」(さかなや)
tel:0796-22-8310
豊岡市加広町1−11

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August 26, 2007

美味しい「蕎麦」と「川ガニうどん」

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私のこのブログにも最多登場の「ドライブイン山里」(兵庫県豊岡市)の蕎麦。マスターの出身地の豊岡市竹野町川南谷にちなんで「川南谷そば」と言う名前でメニューにある。

打ち立て、茹でたて、冷やしたての蕎麦。つなぎは「自然薯」(じねんじょ)。いつ食べても美味しい!絶品である。

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行ってみると、季節限定「川ガニうどん」が、なんと本日からメニューに登場とのこと。さっそく「川ガニうどん」も注文することに。

夏の終わりの「冷たいそば」と秋の気配を感じる「川ガニうどん」。田舎の食卓には、季節がいっぱいある。

「ドライブイン山里」
兵庫県豊岡市竹野町森本460
tel : 0796-48-0310

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May 05, 2007

『富田屋』 宮津駅前入らずにはいられない

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「タンゴ鉄道」の旅で、実は密かにここだけは行くぞ、と狙っていたところがあった。それが、この『富田屋』食堂である。宮津駅を出てすぐに目に飛び込んで来るのがこの富田屋(とんだや)さん。右の道を行けばすぐに宮津の漁港。新鮮な魚が水揚げされるのであろう。左側の道を行けば、宮津カトリック教会や古い街並がある。そんな道の交差する突端にある。

会議で宮津に来て帰りの夜、初めて富田屋さんを見た。その時、芝居小屋というか、どこか懐かしい気持ちと、非日常的な空間への興味みたいなものを覚えた。

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どうですか!この入り口の雰囲気。気に入ってしまいました。(^_^) 瓦屋根とトタンの庇、昔は何を飾っていたのであろう?出窓。置き石、臼?緑と赤のネオンサイン。「営業中」の看板から、駐禁の標識まで、富田屋の風景の中に収まってしまっている。(^_^)

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メニューは、漁港なので当然ながら魚が中心。(魚好きな私には願ってもないこと)。刺身、焼き物、揚げ物、酢の物、その他、多彩なメニュー。

私たちがお店に入った5時過ぎには先客が1組だけ。しかし、外はまだ明るくても6時近くになると、ぞくぞくお客さんが入ってきて、一気に満席状態。地元の人、バイクでツーリングしているライダー、観光の帰りに立ち寄るカップル、老若男女、みんなが楽しめる食堂。

野菜天ぷらを頼んだら、ドーンと量が出てきたのでビックリしたが、気取らないところがいい。隣のテーブルの人のメニューを見ているのも楽しい。私たちは帰りの電車の時間が迫るがギリギリまで食べて、飲む。急いでお勘定を済まそうとしている時に、「2時間以上のお食事はご遠慮ください」と言う趣旨の張り紙に気付いた。至極納得しながらお店を出た。

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February 11, 2007

「手打ち皿そば 官兵衛」 出石そばついに登場!

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私の住む地域、兵庫県北部、豊岡市周辺で「美味しいもの」と言えば、食材なら冬の季節の「松葉カニ」、神戸牛、松坂牛の元になる「但馬牛」となるが、名物と言えば、この「出石そば」も負けてはいない。私が幼い頃には、数件しかなかった「出石そば屋」さんも今や、観光客の増加に伴い、50数件あると言う。

「どこのお店が美味しい?」と言い出したら、喧々囂々(けんけんごうごう)地元ファンも意見の分かれるところ。私もこのブログに登場させるには、難しいテーマであった。(^_^)敢て、今回、「官兵衛」さんに登場していただくことにした。

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「出石そば」をご存じない方の為にちょっとだけ説明すると、「出石そば」の特徴は、おそばを小皿に盛りつけ、1人前5皿。そば汁は、カツオ出汁ベースにお醤油とみりんを加えたシンプルなもの。ネギとワサビ、山芋のとろろの薬味は普通だが、生玉子をといてお出汁に混ぜるは特徴であろう。大人だと普通10皿ぐらいは平気。お皿を積み重ねて20枚上には、「通行手形」なる食べた枚数を記した記念品がもらえる。春には、「そば食い大会」のイベントがあり、例年の優勝者は100枚を超える。

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「官兵衛」の店主。実は、先々週、出石そばを頂こうと伺ったら、あいにく閉店直後。(官兵衛さんは、挽いたそば粉が終了するとその日は閉店するそうだ)。たまたま、店主が出てこられ、私たちに「出石そばの美味しい店」を紹介してくれた。そばのタイプ別、出汁の美味しいところ、老舗ならどこどこ、など、その説明たるや、まさに丁寧で誠に的確であった。

その時は、紹介していただいたタイプ別の2軒を蕎麦屋さんの梯子をしてしまった。で、得た結論は、あそこまで他(ライバル?)のお店を、その特徴を讃えながら紹介できる「官兵衛」さんが一番ではないの?」と言うことになった。

前置きが長くなってしまったが、この「官兵衛」さんの蕎麦は、国内産の蕎麦を吟味し、石臼で碾(ひ)いた自家製粉。毎日、その日に打つ分だけを碾いているそうだ。

「皿そば」に対するこだわりと研究熱心な店主。たしかに、そばの風味がしっかりとあり、ツユの味も美味しい。出石に行かれたら、一度、試してみてください。

「出石手打ち皿そば 官兵衛」
兵庫県豊岡市出石町八木68
tel : 0796-52-3632

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November 23, 2006

「丹後屋」のラーメン

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昔懐かしのシンプルなラーメン。ラーメンと中華そばの違いはあるのか、ないのかよくわからないけど、私のイメージでは「中華そば」と呼びたくなる。しかし、メニューには「ラーメン 500円」と書いてあるから、ラーメンにしておきます。(^_^)

醤油味のスープなんですが、少し茶色っぽい色をしている。お出汁がしっかりと煮詰めてあるのだろう。美味しいスープの味。麺は、太すぎず細すぎず、中くらいの普通の麺。少し芯を感じる茹で方。私の好みである。具は、定番通りの、焼豚、ネギ、モヤシの3種類。何回でも食べたくなるようなバランスのとれたラーメンだ。

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「丹後屋」は、兵庫県豊岡市元町にある。近所には、私の友人も多い。最初に「ラーメンなら丹後屋」と教えてくれたのは、お店の斜め前にある、カバン屋のGちゃん。同級生、親友である。食にもうるさいGちゃんが言うのだから間違いない。

さらに、お店から50m程離れたところに医院をやっている仙人(ニックネーム)さんがいる。仙人は、1週間に3回はこのラーメンを食べると言う。ついこの前、久しぶりに出会ったら「いや、6回は行くと」と宣う。仙人は、但馬のラーメン屋の研究家でもある。

もう「丹後屋」に行くしかないでしょう。(^_^)

丹後屋
兵庫県豊岡市元町1−14
tel : 0796-22-2348
定休日:日曜・祝日

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November 18, 2006

舌つづみ処 「なか井」 

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今日は、東京からお客様がいらっしゃった。ビジネスのお話の後、夕食にお連れした。行ったのは「”舌つづみ処" なか井」。

ここは兵庫県豊岡市。日本海にほど近く、山に囲まれた街。カラオケ・スナックはたくさんあるけど、大切なお客様をお連れしたい美味しい食事処となると、これが結構悩んでしまう。

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自然豊かな但馬にあって、地元の食材を活かした美味しいお料理を提供してくれるのがこの「なか井」。山陰海岸津居山港から揚がった魚貝類を使い、但馬の山や高原で採れた野菜やキノコを上手に使い、見た目も美しく盛りつけ、全体にバランスのいい、上品なお料理が並ぶ。

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器も凝っているが、もちろん、中身も美味しい。ダイコンに味噌をかけ、茹でたエビと香ばしいクルミが添えてある。「材料・技法に新しさをとり入れた独自の料理」と店のカードに書いてあるが、カンバンに偽りなしである。

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アワビにミョウガ。

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大粒の銀杏。何でもない普通の「おつまみ」なんですが、「なか井」で食べるとどこかがチト違う。

お客様との会話も、但馬の食材や料理などを話のネタにして会話も弾む。お客様も大満足。こんな食事ができるのが「なか井」さん。お昼の定食も人気が高い。一度、訪ねてみてください。

なか井
兵庫県豊岡市中央町12−21
tel : 0796-23-7897

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