November 23, 2013

「闇からの伝言板」~内藤絹子展

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東京・有楽町の大一生命本館ビルで開催されている内藤絹子展に行きました。内藤絹子さんとは今年、但馬コネクションで知り合いました。大阪生まれ、1996年に朝来市に移住。創作と畑仕事を始め、但馬地方の四季折々の風土に接しながら作品を作り続けている。

内藤さんの作品を観るのは初めて。和紙に文字が並び、インクが垂れ、アクリル絵具、墨、柿渋、蜜蝋が上から下へと流れ落ちる。

白い大きな壁と内藤さんの作品がマッチしている。うまく表現できないけれどじっと眺めて対話したくなる作品。

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皇居のお堀端にある第一生命ビル。第二次大戦後、連合軍のマッカーサー元帥が6年間、このビルの一室で執務をしたという古くてどっしりとした由緒あるビル。この歴史的なビルの玄関ホールに掛かっている内藤さんの作品。横4mもあろうかという大作である。

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但馬に引っ越してきて2年目の1998年の作品。内藤さんがどこかに「円山川」という文字が入ってるんですよ、と教えてくれた。

あった!

「闇からの伝言板」 Message Board from Darkness
内藤絹子
2013年11月19日~12月19日
第一生命南ギャラリー
東京都千代田区有楽町1-13-1

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November 21, 2013

Happy Birthday to you !

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妻の誕生日。青山のイタリアン・レストランで食事。

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家族揃ってのこの妻の笑顔がすべてを物語っています。

ありがとう!

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October 25, 2013

心のままにヴァイオリン・コンサート

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こんなに感動したコンサートを体験したことがあったろうか?あってもとても久しぶりのこと。 式町水晶(しきまち・みずき)さんのヴァイオリン・コンサートに行きました。

現在17歳の式町くん。(面識もなく彼も私のことを全く知らないけど、心揺さぶられて垣根がなくなってしまった感じがして敢えて「くん」と呼ばせていただく)3歳の時に脳性麻痺が見つかり、以来指の麻痺とバランス障害を克服するために習字とヴァイオリンを習う。上達とともに、障害施設、老人ホーム、保育園などでボランティア演奏活動を続ける。

ヴァイオリンの 指導を中澤きみ子氏に師事し、のちにジャズ、ポップス、アイリッシュヴァイオリ二ストを目指ことに。

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今回のコンサートは、両手、両足、背中の麻痺が続くなか、中澤宗幸氏製作の「津波ヴァイオリン」を奏でる「千の音色で繋ぐヴァイオリン・プロジェクトに参加したもの。主治医に辞めるように言われながらもお、ヴァイオリンに懸ける情熱で実現したそうだ。

10歳の時に作曲した「ホワイト・ローズ」(白いバラ)。ヴァイオリンの恩師中澤きみ子さんに捧げる曲。 サプライズで準備をし、突然先生をステージに呼んで演奏。本人も先生も、会場の聴衆も泪が止まらない。

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何と言っても式町くんの明るくて情熱的な演奏、胸を打つバラード。感動しっぱなしのコンサートでした。音楽って本当に人の心を打つんだ!式町くんに心から感謝。また、どこかで式町くんのヴァイオリンを聴きたい、きっと聴きにいきますね。

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June 02, 2013

「アンダルシアの都市と田園」を聴く(講師:陣内秀信氏)

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五反田にある「東京デザインセンター」からの案内で陣内秀信氏の講演があることを知り参加しました。テーマは「スペイン・アンダルシアの都市と田園」。陣内さんと言えばイタリア。特にイタリア建築、ベネツィアについての著書も多数。その陣内さんが今度はイベリア半島南部のアンダルシア地方を採りあげていらっしゃるのでとても興味がありました。

地中海沿岸部として捉えれば、その地理的、歴史的背景よりアフリカ北部と共に古くから密接な関係を持ちながら発展してきたことは容易に想像がつく。

内容については今年2月に出版された「アンダルシアの都市と田園」(陣内秀信+法政大学陣内研究室)を読破後、触れてみたいと思います。

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会場は「東京デザインセンター」内にある東リショールーム。室内に30名程度座れるスペースを確保し、プロジェクターで画像を映しながらお話が進んでいく。こじんまりとしたとても気持ちの良い空間である。講演終了後は、同じ場所で陣内さんを囲みながら、ワインとオードブルをいただきながらの交流会。

私の前に座っていらっしゃるのは象設計集団の富田玲子さんとご主人の都市計画家・林泰義さん。申し合わせた訳ではないですが、偶然ご一緒になりました。私の自宅を設計していただいた時から数えてすでに26年が経つ。長いお付き合いをいただいている。

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記念のショット。実はそれぞれのみなさまいろんなご縁がおありなようでこれまでにも親しくされています。

中央に陣内秀信さん、その左に富田玲子さん(象設計集団)、その左に船曳鴻紅さん(東京デザインセンター代表)、右端が林泰義さん(都市計画家)。

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April 24, 2013

お菓子な日々が始まった

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先週金曜日、但馬コネクションでは甲斐みのりさん をお招きしてお話を聞きし、交流の場を持ちました。そのお話の中で紹介していただいたのがこれ「ゼリーのイエ」のゼリー。(福島県いわき市)

翌日の「豊岡菓子まつり前日祭」の「甲斐みのりお菓子博」で実際にいただいた。なんせ手作りで1日に90個しかできない、「行列のできる」ゼリーなのである。
(その日は豊岡にすべて送っていただいたので本店では手に入らない?)

しっかりした重量感だが、プリン、プリン、と小気味良い。

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「お菓子な繋がり」をいただいた甲斐みのりさん(左側)。お菓子を前にしながら語る甲斐さんは自然に笑顔になる。そんな甲斐さんのお人柄がとても素敵です。その右側にいらっしゃるのが「日菓」の杉山さん。

お茶を点てていただくのは、私の母校・豊岡高校茶道部の生徒さんたち。

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主菓子 「青春の一ページ」 (by 日菓)

豊高の茶道部がお茶を点てるからか、この春の日をイメージしてか。清々しい!

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こんな青春ワクワクを作ってくださったのは、創作和菓子ユニット「日菓」さん 。(内田美奈子さんと杉山早陽子さん)。

今回はゆっくりとお話を伺うことが出来なかったのがとても残念。平日は京都の有名和菓子店で和菓子を作りながら、週末はユニットとして活動をされている。

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今夜の最後はこれ。これまた感動!

甲斐さんからいただいた
「ドライフルーツの羊羹」(Wagashi Asobi)

これまで一度も経験したことのない不思議な味。和菓子羊羹なのに洋酒の香り。和と洋の甘さが入り混じる。無花果、胡桃、苺がゴロゴロ。ワインにもブランデーにも合いそう。

あぁ、、、お菓子な日々が始まった。
(どうしよう、ダイエット。。。)

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January 12, 2013

落語の1日

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処は豊岡市民プラザ。プラザ寄席「ふれ愛亭」に足を運ぶ。気楽〜に落語を聞くっていいもんだ。出演は「たんたん落語会」の方達。写真は会を引っ張って指導されている春歌亭丹馬さん。職業は高校の生物の先生。

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待ってましたトリは我らが真美ちゃん!

尼の家河鹿さん。河鹿さんは「ちりとてちん杯全国女性落語大会」に出場。おしくも2位だったが、全国の女性アマチュア落語家の憧れの的と言う。

河鹿さんと言うよりも、私にとっては「真美ちゃん」がしっくりくる。生まれた時からご近所さん。小学校に行く前からよく知っている。思えば、今日の姿にはうなづける。極めて明るい性格の真美ちゃん。

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マエストロ足立さん。手作り楽器、リサイクル楽器で演奏する漫談家。淡々として笑わせるテクニックは、人柄なのか?高度な芸なのか?私はこう言うの大好きです。

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登場順番は逆になってしまったが、やはり書かないで終わるわけにはいかないかな。プログラムの最初は「たんたん落語笑年団」の子供達の「小ばなし合戦」。とにかくカワイイのです。お目当ては「ふるぅ亭蜜柑」ちゃんと「ふるぅ亭桃」ちゃん。もう追っかけオヤジになってます。

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November 02, 2012

ハンガーの端材からこんな造形世界が!

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昨年ある日、豊岡市の奈佐小学校の先生から「子供たちの図工の時間に積み木のようなものを作るのでハンガーの端材をもらえませんか?」との問い合わせを頂いた。

ハンガーの材料であるブナ材は子供たちには硬くて、切ったり、削ったりするのはちょっとどうかな?と思いつつも、子供たちのためになるならと端材を提供した。

そして今年、端材を提供する時に「どんなことされているいのか、後日知らせくださいね」と依賴していたので写真が届きました。

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ビックリ!!

ハンガーの端材をこんな風に積んだり、重ねたり、バランスとったりしていたんだ!確かにこれも「積み木」と言えば言える。

子供たちの想像力って素晴らしい!感動の一言。

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これを見た我社の営業部がこんなコメントを社内掲示板に発信。

我々にはない発想で端材をうまく使っていますね、新しい分野・新商品の開発も今までのやり方や考え方を超えなければいけない事を気づかせてくれました。」

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奈佐小学校の取組は、「兵庫県造形教育大会」に出品されたものだと本日知った。

ハンガーの端材が地元の子供達の成長に役に立つなんて思いもしなかった。想像力豊かな子ども達から逆に大切なことを教えていただいたことに、むしろこちらが感謝しなくては。

 

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September 13, 2012

「洋服ブラシの話」

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洋服ブラシのイシカワさんとの出会いは昨日のブログでご紹介した通りです。石川さんは今週は新宿・伊勢丹本館3階の婦人服フロアでブラシの製作工程や使い方など実演販売されている。洋服ブラシに興味のある方もそうでない方も石川さんのブラシのお話は一聴の価値あり。とにもかくにも本物です。

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ナカタハンガーでもブラシは取り扱っています。厳選した材料、使い良さ、効果、耐久性などキチッとしたモノづくりの姿勢を貫いたブラシであることをまずお伝えしておきます。その上で、ただ私自身もうひとつ腑に落ちていないことがありました。

それは洋服ブラシの本当の力がまだ十分発揮されていないのではないか?という疑問。

埃や汚れを落とすのがブラシの役目。ただブラシの役割はそれだけだろうか?と直感的にずっと思ってました。今回石川さんと出会ってその解を得ました。これは洋服のメンテナンスにとって、少しオーバーかもしれないけどファッションに対する考え方も変える大事なことが含まれている。

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石川さんは今週は伊勢丹本館での期間限定の実演販売をされていますが、メンズ館8Fでは常設でイシカワの洋服ブラシを購入することができます。

ナカタハンガーイシカワブラシ。両方とも洋服のメンテナンスに必要なもの。ファッションに対して何か新しい提案ができないだろうか。石川さんとの出会いは何かを始められる予感がしました。

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September 12, 2012

伊勢丹メンズ館8階が面白い!

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今秋のメンズの注目、伊勢丹メンズ館8階がリニューアルされて今日からオープン。ナカタハンガー・コーナーもグレードアップして新展開。

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同時に8階に〈サロン・ド・シマジ〉がオープン。作家・島地勝彦さんのライフスタイル提案のコーナーである。今日はきっと島地さんにお会いできるのではと狙って出かけたのがホンネ。島地さん見たてのファッションアイテム、ケアアイテム、お酒に葉巻。まさに島地ワールドがそこにある。ちょうど人生ペースの見直し作業を終えたところの私にはとても刺激になる出会いをさせていただいた。

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サロン・ド・シマジにあるバーで島地さんオススメのシングルモルトを島地流でいただく。お昼からスミマセンって感じ。

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そこに藤巻幸夫さんがやって来られたか盛り上がりに盛り上がってさあ大変。伊勢丹メンズ館8階リニューアルおめでとうございます、と自分に言い聞かせながらグビグビ。(笑)

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実は今日はもうお一人素晴らしい方とお会いできた。石川ブラシの石川和男氏。これまでファッション誌などで何度も石川ブラシとナカタハンガーは一緒に特集されて以前からぜひお会いしたい思っていました。ブラシの話は実に奥深い。これはこれでまた別にアップできればとおもいます。

今日は私のブログでは珍しく露出度満点の記事となってしまいました。これも伊勢丹メンズ館8Fバンザイ!と言うことでお許し下さい。

改めて、島地さん、藤巻さん、石川さん、ありがとうございました。これからの私の人生に何かが始まる予感の素晴らしい日となりました。(なんだかコウフンしている)

みなさん、メンズ館8階に行ってみよう!

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June 13, 2012

「東急プラザ 表参道原宿」が面白い

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屋上に木が見える。なにかそこで寛げそうな、と予感させてくれる建物が4月にオープンした「東急プラザ表参道原宿」。名前の通り、旧建物にGAPがあった場所に新しく建ったビル。明治通りと表参道の交差点のところにある。

1F、2Fは「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」「ザ・シェルタートーキョー」「トミーヒルフィガー」のフラッグストアがある。3F、4Fはファッション、5Fはライフスタイルショップ。

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かどっこのところに口が開いているところがこの施設の入り口。鏡張りの穴の中に吸い込まれるようにしてお客が入っていく。

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鏡張りの入り口エスカレーターから振り返ると、表参道の歩道を行き交う若者たちがそのまま眺められる。この感覚は新鮮だ。

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6Fは屋上庭園がになっている。スターバックスから飲み物かってみんなそれぞれお好みの場所を見つけて寛いでいる。

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屋上から見た景色もなかなか気持ちいい。六本木ヒルズ、ミッドタウンも見える。

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