「闇からの伝言板」~内藤絹子展
東京・有楽町の大一生命本館ビルで開催されている内藤絹子展に行きました。内藤絹子さんとは今年、但馬コネクションで知り合いました。大阪生まれ、1996年に朝来市に移住。創作と畑仕事を始め、但馬地方の四季折々の風土に接しながら作品を作り続けている。
内藤さんの作品を観るのは初めて。和紙に文字が並び、インクが垂れ、アクリル絵具、墨、柿渋、蜜蝋が上から下へと流れ落ちる。
白い大きな壁と内藤さんの作品がマッチしている。うまく表現できないけれどじっと眺めて対話したくなる作品。
皇居のお堀端にある第一生命ビル。第二次大戦後、連合軍のマッカーサー元帥が6年間、このビルの一室で執務をしたという古くてどっしりとした由緒あるビル。この歴史的なビルの玄関ホールに掛かっている内藤さんの作品。横4mもあろうかという大作である。
但馬に引っ越してきて2年目の1998年の作品。内藤さんがどこかに「円山川」という文字が入ってるんですよ、と教えてくれた。
あった!
「闇からの伝言板」 Message Board from Darkness
内藤絹子
2013年11月19日~12月19日
第一生命南ギャラリー
東京都千代田区有楽町1-13-1
Recent Comments