心のままにヴァイオリン・コンサート
こんなに感動したコンサートを体験したことがあったろうか?あってもとても久しぶりのこと。
式町水晶(しきまち・みずき)さんのヴァイオリン・コンサートに行きました。
現在17歳の式町くん。(面識もなく彼も私のことを全く知らないけど、心揺さぶられて垣根がなくなってしまった感じがして敢えて「くん」と呼ばせていただく)3歳の時に脳性麻痺が見つかり、以来指の麻痺とバランス障害を克服するために習字とヴァイオリンを習う。上達とともに、障害施設、老人ホーム、保育園などでボランティア演奏活動を続ける。
ヴァイオリンの 指導を中澤きみ子氏に師事し、のちにジャズ、ポップス、アイリッシュヴァイオリ二ストを目指ことに。
今回のコンサートは、両手、両足、背中の麻痺が続くなか、中澤宗幸氏製作の「津波ヴァイオリン」を奏でる「千の音色で繋ぐヴァイオリン・プロジェクトに参加したもの。主治医に辞めるように言われながらもお、ヴァイオリンに懸ける情熱で実現したそうだ。
10歳の時に作曲した「ホワイト・ローズ」(白いバラ)。ヴァイオリンの恩師中澤きみ子さんに捧げる曲。 サプライズで準備をし、突然先生をステージに呼んで演奏。本人も先生も、会場の聴衆も泪が止まらない。
何と言っても式町くんの明るくて情熱的な演奏、胸を打つバラード。感動しっぱなしのコンサートでした。音楽って本当に人の心を打つんだ!式町くんに心から感謝。また、どこかで式町くんのヴァイオリンを聴きたい、きっと聴きにいきますね。
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