茶馬古道をいく〜香格里拉(シャングリラ)編(2)
香格里拉(シャングリラ)に目についたのは、至るところ建築中の家が目に入る。いわゆる新築ラッシュなのだ。どうやら、観光ブームで観光収入が増え、経済的に余裕ができて家を建てる人が増えているそうだ。
大黒柱の大きな丸太は唐檜(トウヒ)。
材木をふんだんに使い、至る所に彫刻の模様がある。これもチベット文化なのだろうか。
外壁は土壁。窓の装飾が美しい。
香格里拉の中心部からバスで1時間半ぐらい山を登ると「普達措国立公園」に到着する。すでに海抜3300m。日本なら低温で残雪と言うところでしょうが、さすがに亜熱帯の緯度に位置するためかTシャツで歩き、穏やかな風景を眺める。
草原ではヤクと牛と馬が放牧されている。
さらにバスで30分程度上る。3770m!(高度計付きの腕時計が役立つのだ)富士山頂上並みでこの風景。どう解釈してよいやらわかりませんが、雄大な景色にしばらくぼーっと立つ。
山から降りて今度はチベット族の民家を訪問することになった。朝見た建築中の家と同じ構造。大黒柱の太さと庇の装飾が気になる。
2階の右側が祭壇のある部屋。中央と左側が壁がなくて大広間となっている。1階部分がおそらく家族の寝室やちょっとした食堂などの生活部分だろう。
2階の廊下から観た周囲の風景。家は土壁の塀に囲まれて建つ。
大広間に入るとさっそくお茶の準備をしていただく。囲炉裏には4つの部屋に分かれた容器が置かれている。向こう2つが飲むためのお湯、手前2つが茶碗に残った湯や茶や食べ物などを入れておくものだそうだ。それは後に家畜のエサなどに利用するそうだ。貴重な水を最後まで大切に使い切る工夫がある。
バター茶。ヤクの乳のバター、プーアル茶、そしてそれを一緒に入れて撹拌する竹の筒。
バター茶の出来上がり!
囲炉裏側と反対の壁には水瓶がある。毎朝、その日に使う水を汲んで貯めておく。生活がまさに水と火なのだ。壁の装飾もいったいなんなんだろう。全くの異文化。
首に掛かった白いスカーフは、チベット族がお客を迎える歓迎のしるし。
おばあちゃんと孫。この男の子、最初から人懐っこくて笑顔が絶えない。
お母さんは観光ガイドの仕事。お父さんは環境部署のような所で働いているそう。このおばあちゃんの息子さんは「活仏」となり、今北京で修業しているそうだ。一般の家庭よりも裕福なおうちなのかも知れない。
お茶をいただき家を出たところでその家の曾おばあちゃん(男の子からみて)が帰宅。このお家の人のおおらかで優しいお人柄にふれ思わず記念の写真を撮らせていただいた。
香格里拉、最後の訪問地は「松贊林寺」(ソンツェンリン)。第5代ダライラマの命で1672年に建立された。信仰と統治の場所であったが今は、2000人の僧が修業を積んでいる寺院。
信仰の場である寺院の中は撮影禁止。正面玄関の頭上の装飾。
今回訪問予定であったチベットの中心都市ラサ市は日本出発1週間前に訪問禁止と中国のガイドさんから連絡が入った。そのラサ市にある寺院を模したとされる「松贊林寺」を訪問できたので良しとしよう。



















Recent Comments