サント・ヴィクトワール山への道~「セザンヌ パリとプロヴァンス展」
「木々の緑に誘われて乃木坂の国立新美術館に足を運ぶ」なんて言ってみたいが、実はiPhoneの「東京行ってみなきゃあリスト」に「セザンヌ展」を入れていたので、たまたま空いた時間にササッと行ったというのが真相なのです。(^_^;;
(「セザンヌ パリとプロヴァンス」のチラシより)
今回の企画で個人的に面白かったのは、セザンヌがフランス北部(中部)のパリと南部のプロヴァンスの南北間頻繁に往復したこと。とその移動と創作活動との関係を探ろうとしたこと。フランス南と北の陽光の差がセザンヌ絵画に微妙に表現されている。
セザンヌと言えば「サント・ヴィクトワール山」を描いた絵、あの独特のタッチで描くセザンヌを私はすぐに思い起こしてしまうのだが、20代に描いた静物画、アトリエの壁画など鑑賞するチャンスの少ない作品がたくさん観ることができる。
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