マーラー 「交響曲第1番《巨人》」
グスタフ・マーラー
交響曲第1番《巨人》
コロンビア交響楽団
指揮:ブルーノ・ワルター
録音:1961年
あるクラシック入門書のような文庫本を読んでいて、「あなたにぴったりの作曲家とラッキークラシックは?」(作曲家占い)があった。「愛は世界を救う」(Yes か No か)みたいなたわい無い(いや純な)問いに答える形式なのだが、なにげにやってみると、「あなたはマーラーさんです!」となり、ラッキー曲はこのマーラーの交響曲第1番《巨人》に。
それならばと今日はマーラーの《巨人》の話。マーラーはお気に入りの作曲家。しばらくクラシックを聴くことから離れていた私が、再び聴いてみようと思ったのはこのマーラーから。古典ではなく19世紀的な和音に惹かれたから。弦楽器が微妙な旋律を奏で、管楽器がドーンと鳴るスケールが気に入っている。これからずっとずっとマーラーにこだわって聴いていくことになりそう。
(以下ライナーノートより)
【マーラー】(1860〜1911年)
・ユダヤ系オーストリアの作曲家
・マーラー28才の時の作曲。
・喜怒哀楽が激しく、人と衝突するあまりにも人間的な
【ワルター】(1876〜1962年)
・ベルリンに生まれ、青春時代はドイツ・ロマン派音楽の現場で過ごす
・ピアニストとしてデビュー、後に指揮者を志す
・マーラーの知遇を得て音楽監督、指揮者として活躍
・マーラーは唯一親友としてワルターの名を挙げる
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