ヤマシャクヤク〜咲くときは一気に
ヤマシャクヤク(ボタン科)
シャクヤクは中国が原産。ボタンと並ぶ艶やかな花を開く。それにはおよばないが日本原産のシャクヤクもある。一つは全国に分布するベニバナヤマシャクヤク。他はヤマシャクヤク。山が冠せられている通り、東北以南の山地に分布する。江戸時代は野芍薬の名も。花は一重で、花径は5センチほど。
『花おりおり その五』 湯浅浩史・著
「あっ、つぼみが3つ!いや5つ!」と妻の嬉しそうな声が聞こえた。朝起きてキッチンの窓のすぐ下にあるヤマシャクヤクのつぼみが膨らんだのだ。今朝驚くように気づいたと言うことは昨日はまだ目立つ程になかったのか。
お昼過ぎに帰宅すると、もう写真のように開花している。春の陽気に誘われて一気に咲くヤマシャクヤクの一直線の開花がなんとも清々しい。
朝のつぼみはこんな感じ。まん丸ボンボン。
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