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March 14, 2012

♪富士は日本一の酢だ〜丹後半島の旅(2)

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ちょっとふざけたタイトルになったのはお許しください。それぐらい「そうなんだ!」と納得と感動の見学であった。京都府宮津市にある「富士酢」(株式会社飯尾醸造)さんを訪ねた。

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4代目当主飯尾毅さん。昨年の我が家のパーティにお見えになりその時に初めてお会いした。こだわりの食の生産者の方達もたくさん集まっていただき交流を深めました。その時以来、ぜひ飯尾さんのところには訪ねたいと機会をねらっていた。

到着すると飯尾社長は、お互いの挨拶も惜しむかのようにすぐに醸造の現場に案内していただく。そこには大きなタンクが二列にずらりと並ぶ。パネルで酢のできるまでを説明していただくが、驚くのは原料のお米までをすべて手がけていらっしゃること。近隣のある集落と無農薬のお米を契約し、さらに会社のスタッフが直々に田植え、草取り、稲刈りまで行なう「自力米」までとそのこだわりは並大抵ではない。百貨店のバイヤー、地域づくりを考える若者までボランティアで田んぼの世話をする、とも。

それは、飯尾社長の酢づくりに対する情熱、ポリシー、実践に対する大いなる賛同があってのこと。

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醸造現場をでると商品の並ぶ店舗にあるテーブルに案内される。飯尾社長直々による酢のテイスティングが始まる。お水をコップに準備し、次から次に出される酢を吟味。どれも酢のツンとくる尖った味がするがそれぞれに特徴がある。ゆずぽん酢、すのもの酢、すし酢、各種果実酢、面白いと思ったのは「ピクル酢」語呂合わせもさることながら野菜に掛けるだけで前菜となりワインに合いそう。

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飯尾社長の説明は止まらない。それは経営の話にまで及ぶ。他のどの酢の生産者よりもそのこだわりはダントツなのがよくわかる。丹後のこの地で酢づくりを始め、不利な条件を逆にこだわりの特徴に変えて行く。飯尾醸造には間違いなく「物語」がある。

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今回の訪問で驚いたことがもうひとつある、それはあの「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則さんのリンゴを使用した「林檎酢」を生産していらっしゃるのだ。しかも、NHKのプロフェッショナルで一躍有名になられるそのずっと前からのお付き合い。こだわりの生産者はどこかで繋がっているのだと感心。

私もたまたま先月、おそまきながら木村さんの「奇跡のリンゴ」を読んで感動したところなので、まさか飯尾社長から木村さんのお話をここで聞くとは。これも何かのご縁に引き寄せられている自分を感じつつ、この日は飯尾社長に大感謝の1日であった。

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