「スピーチの教科書」〜感動をつくる7つのプロセス
言葉の力は偉大です。嬉しいときにかけられた一言が、嬉しさを何倍にもしてくれます。悲しいときにかけられた一言は、悲しみを半分にしてくれます。
夢と希望が持てないとき、目の前の出来事は大きなジグソーパズルの一片であり、それがあるからこそより大きな全体像が完成する、ということを教えてくれるのも言葉です。
『スピーチの教科書』 佐々木繁範・著
(スピーチライターの仕事p222より)
著者はスティーブ・ジョブズが行なった2005年6月、スタンフォード大学での卒業祝賀スピーチを事例としながら、スピーチづくりのコツを説く。ジョブズの15分のスピーチのどこに人々が感動したのか?ジョブズはスピーチにどのように臨んだのか?
スピーチの構造をオープニング、ボディ(根幹)、クロージングに分け、その準備の要点を分かりやすく解説。準備をしっかりとした上で、最後は聴衆と心が通い合うことが大切であると説く。
著者の佐々木さんとは昨年の「オーバースペックモノづくり教室(東京)」(六本木ヒルズにて)に参加いただき面識を得ました。その後facebookでマーケティングの見地からアドバイスを頂いたりしました。
私もスピーチをする機会が多いが、「果たして聴き手と心が通っていたのか」「スピーチの目的がきちんと達成できたのかどうか」。この著書からちょっと立ち止まって振り返るいい機会を得たと思う。と同時に次のスピーチにはしっかりと生かしたいと内心、「次」が楽しみにも思いました。
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Comments
今、こちらのスピーチの達人についてもアップしましたよ、ご存知の。
Posted by: koh | March 01, 2012 09:56 PM
次回も楽しみにしています!(^O^)
スピーチの教科書、私も読んでみます♪
Posted by: 宮澤美穂 | March 01, 2012 09:20 PM