ZONEに入ったカメルーン戦
大学OB会の総会では、学部のOBが講師を務めることになっている。今年は岡田武史サッカー元日本代表監督。そうか!考えてみれば私と同じ時期に同じキャンパスにいたわけだ。
お話は地球環境の話から始まった。
「1900年に15億人、1950年に30億人、2000年に60億人、50年で倍増している。間もなく中国とインドで30億人。そして急速に経済成長を遂げている。このままで地球の環境は?エネルギーは?生物は?保たれるのか?私達は本質を見なければならなくなった。そこから目を背ける事はもはやできない」
「組織はトップダウンだけではうまく機能しない。瞬間のプレーは脳がコントロールしていない。横の繋がりで細胞が変わる。個々の自己責任が大切」
「リーダーは登るべき山を持ち、その頂きに必死になって登っている姿をみせる事が大切」
「ワールドカップ前の試合は全敗。そしてワールドカップ初戦のカメルーン戦に勝利。その時、選手たちはZONEに入っていた。ZONEは偶然にしか入れない。」
岡田さんは、間違いなく世界で勝負する監督であることがわかる。東日本大震災の復興に向けて精力的に活動をされている。これからも注目だ。
総会での報告で知ったのだが、懐かしの学び舎『3号館』がまもなく取り壊される。帰りに再び校内に戻って別れを告げた。ここで友人達と待ち合わせ、語り、ある時は呼び出しの張り紙が貼られたのだ。
The comments to this entry are closed.
Comments