東京ミッドタウンに「花神」を観る
今年もすでにいろんな方と出会う機会をたくさんいただいた。その中でも、2月の『ブライダル産業フェア in 大阪』でご一緒した「花匠・前野博紀さん」との出会いは印象深い。
大阪インテックスでのイベントで、ブライダル産業関係の方を対象にセミナーの講師をさせていただいたのが、前野さんと私。もちろん、ブライダルに関してのキャリアも分野も異なるが、私は、「今、引出物にハンガーが人気=ふく(福)掛け」と題して、講演をさせていただき、前野さんは、実際に花を活けるパフォーマンスをしながら、華道の魅力をたっぷりと語られた。
その夜の食事では、初対面なのにすっかりと話し込んでしまうほど、話が弾む。
前野さんのマネージャーから、「東京ミッドタウンで、エントランスの装飾をやっているよ」とご連絡をいただき、さっそく六本木に行ってきました。
東京ミッドタウンのメインエントランスを入ったところにある。
東京ミッドタウンの2階のフロアから写す。エスカレータの向こうに「桜の森Ⅲ 花神」がある。
前野さんは、自身の屋号を「花匠」(かしょう)と名付けている。剣道、柔道、茶道、書道、などその道はたくさんあるが、「命をいただいておこなう道」は唯一、華道だけだと、前野さん。
花の命と真剣に向き合っていることこそが問われている「はかりごと」、あるいは「工夫とわざ」。そんな思いから「花匠」と名乗る前野さんに注目である。
地下のエントランスにも「花神」が。
ここのところの寒さで開花の遅れる桜。先に東京ミッドタウンで「桜の森」を鑑賞してみるのも粋である。
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