癒しの庭のある医院
どこのホテルのロビーだろう?いや、図書館かオフィスのロビー?
いえ、違います。これは医院のロビーなんです。大胆にガラスの壁面がとってあるので、陽光が差して、建物の中は冬だというのに明るくて暖かい。冬にはぐずついた天気が続く但馬地方にとって、これはとてもありがたいことなのだ。何らかの病気を抱えてみえる患者さんにとってはなおさらではないでしょうか。
こんな空間を大切にした医院がある。和田山駅前(兵庫県朝来市)の浜野医院。今年も「いつ来られますか~?」と連絡が入ったので、インフルエンザの予防接種に伺った。とても気持ち良い受付対応と診療システムには感心する。
先代の先生から若い後継医師である息子さんに代わって、臨床医療のあり方も変わってきたのだろう。
ロビーから見える医院の庭。この地域にある広葉樹をメインにした自然な庭。中央には水がちょろちょろと流れる小川がある。我が家の庭もお世話になっている庭師さんが手がけた「自然庭園」である。
医院の改築・改装を手がけた建築家の方も、その後紹介をしていただき、何度かお会いしたこともある。「自然を身近に感じて、それを取り込む」ことには、想い同じくする仕掛け人の力を借りることも時には大切なんだ。
「自然の庭」には、当然ながら野鳥がいっぱいやってくる。おまけに、医院の中まで野鳥がいっぱい!(笑)
これは、医院の改築オープンを記念して、仲間の友人・たじまもりさんが贈った「但馬の野鳥」の写真である。高い評価を得ている彼の野鳥シリーズが、医院のロビーで観賞できるのもとてもユニークで面白い。
レストランではないので、「どうぞ一度行ってみてください」と言って良いのか悪いのか?(^_^) 何か機会があれば、一度「お世話(?)」になってみるのもいいかも。
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