「酒菜哉」〜地元の食材を大切にした新境地の料理
これまでは、「和」を中心としたお料理が持ち味の「酒菜哉」さん。
年末が近づくと、親しい友人たちと食事会をもつ。「自分自身の今年の3大ニュース」を披露する。普段、よく会っている友人であっても、「えっ、そうだったの〜?」なんて秘話(?)が明かされる。(^_^) 気の置けない仲間であるが由縁であろう。
今年のお店は、迷わず「酒菜哉」(兵庫県豊岡市)。マスターの河村氏は、10月の「三原谷地区のイベント」に料理人として参加され、イタリア料理「アル・ケッチャーノ」)(山形県鶴岡市)のオーナーシェフ・奥田政行氏と出会う。わざわざ鶴岡市まで出向き、奥田シェフの料理やその考えを学ばれた。
地元ならではの気候風土で培われた食材、新鮮な食材を使い、お料理がより魅力的になった。
地元の野菜を使った「バーニャカウダ」。
生ハムとチーズ。
ゴボウづくし。ゴボウのペーストと苦みのある青菜とを一緒に、お肉でくるっと巻いて食べる。なかなか美味しい。
そのコンセプトを学び、すぐに取り入れるところは取り入れる河村氏のセンスは凄い。こだわりの豚肉を生産している友人を紹介させていただいたり、最近は、こだわりの食の若手生産者や食に関心を持つお客様が増えているらしい。
但馬の食材を使った河村シェフの料理が、これから益々楽しみになってきた。
「酒菜哉」(さかなや)tel:0796-22-8310
豊岡市加広町1−11
The comments to this entry are closed.
Comments
すみやさん、
こんばんは。
「在来種」のグループのみなさんの交流会の話し、聞きました。今年、但馬学で「兵庫の在来種」と言うテーマで例会を持ちましたが、なんかここにきて、「地元のアイデンティ」とか「固有の」「ここだけの」見たいな、足もとをしっかりと見据えた動きが活発化してきているような。
とても、良いことだと思っています。
Posted by: koh | December 28, 2009 11:20 PM
先日、在来種の保存を一生懸命取り組んでおられる方々との交流会で酒菜哉さんにはお世話になりました。河村さんの方向性、共感覚えます。
そして目指されているアルケッチャーノの奥田政行シェフは本当に尊敬できますよね。
kohさんのお勧めのこの店は間違いなかったです!
Posted by: すみや | December 28, 2009 10:43 PM