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November 29, 2009

『田道間守命(たじまもりのみこと)は菓子の祖神』〜中嶋神社を訪ねて

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但馬学11月例会は、お菓子の神様として知られる「田道間守命」(たじまもりのみこと)を祀る神社として知られる『中嶋神社』(兵庫県豊岡市)を訪ねた。

創立は推古天皇の御代(593年〜628年)と言うから、今から約1400年前である。田道間守命(たじまもりのみこと)の七世の孫が、命(みこと)がかつて住んだこの地(豊岡市三宅)に祀った。命(みこと)の墓が、垂仁天皇の御陵(奈良県奈良市)の池の中に中島のように浮かんでいることから名付けられたと言う。

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その後火災に遭い、1428年に再建されたのが、現在の本殿と言うから、既に581年が経つ。「二間
社流れ造り」と言う、室町時代中期の特徴を備えた珍しい様式の建物。明治時代に「国宝」に指定され、昭和25年(1950年)の文化財保護法制定により「重要文化財」となる。

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今回の講師をお願いする中嶋神社宮司の大垣豊隆氏。京都大学国文科を卒業され、アメリカ留学、そして伊勢神宮にて執務を経験される。地元の「但馬史研究会」の会長もされている。(左は子息)

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「古事記」、「日本書紀」の記述に沿って、大垣氏よりお話を聴く。

新羅の国主「天之日矛」(あめのひぼこ)の孫の孫にあたる「田道間守命」は、第11代「垂仁天皇」の命に寄り、不老長寿の食べ物とされる「非時香菓」(ときじくのかぐのみ)を探しに、「常世(とこよ)の国」の神仙秘境へと旅立つ。

そして10年後、田道間守命は「非時香菓」を持ち帰るが天皇は既に崩御。命(みこと)は、「非時香菓」を天皇の陵前に献じ、以後、陵を離れることなく亡くなる。

この持ち帰られた「非時香菓」は「日本書紀」に「今、橘と謂うは是なり」「橘(柑橘類の一種)は、果子の長上にして人の好む所なり」と記され、菓子の最上品として珍重された。

以後、「非時香菓」を持ち帰った「田道間守命」を菓子の祖神とされる。

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