ホトトギス 咲くまで待とう
ホトトギス(ユリ科)
晩秋に庭で咲く数少ない草花の一つ。渋い花が茶花に好まれ、寺院でもよく植栽される。名は、花の斑点と、鳥のホトトギスの胸の模様との類似から。中国では葉の黒点に注目し、油点草。英名はトード・リリー。トードはヒキガエル(ガマ)で、花からの連想。国柄によって名はがらりと変わる。
『花おりおり』 湯浅浩史・著
なるほど。鳥のホトトギスの胸の模様なんだ。斑点が白と黒のコントラストならヤマセミと言う名になるんだろうな。
台所の窓のすぐ下に咲くホトトギス。お茶花にしたい植物をことしいくつか植えたのだが、どのような花が咲くのか実際は知らなかった。知りたい、知りたいと思いながら、叶わず、「咲くまで待とうホトトギス」であったのだ。
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