「カンブリアン・ハンガーを語る」~アンティークハンガー・コレクター
そのデザインの多様性からハンガーがコレクションの対象となることを収集以前から認識していた。偶然立ち寄ったアンティーク店で、古いイギリスのテーラーのネームの入っが入ったハンガーを見つけたのをきっかけに、ハンガーの収集を始める。以来、20世紀前半のハンガーを中心に350本余りをコレクションしている。
『カンブリアン・ハンガー展』 天野豊久 プロフィールより
NAKATA HAGERのショールームで開催している「カンブリアン・ハンガー展」の特別イベントとして、ハンガー・コレクターの天野豊久氏による、収集の経緯や珍しいハンガーの説明を受ける。収集するきっかけや楽しいエピソードなどを交えての「楽しいハンガー講義」。アッという間に時間が過ぎる。
現在のハンガーから考えても、どうしてこうなっているのか不思議な形をしたハンガー。何のためにあるのかわからない、フックやちょっとしたパーツ。それは、19世紀から20世紀初頭の服飾史を紐解かないと理解できないのでは。。。」と天野氏。
「じゃあ、それ誰やるの? 私かな?」と、思わず天野さんが私の方へ視線が振られる。服を掛けるためのハンガーなのだから、こりゃあ、調べるしかない、と内心覚悟。(笑)
服飾史関係の先生をお招きして、カンブリアン・ハンガーの特別講義、第2弾を10月初めに行う予定です。
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