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September 25, 2009

「日韓茶文化研究交流会」に参加して

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秋の連休は、日本と韓国の茶文化の交流会参加のために韓国・ソウルに行った。「私が茶文化?」と、自分でも思ってしまう取り合わせですが、ま、おいおいこの経緯はご紹介していくことになると思います。(^_^;;

会場は、「ソウル歴史博物館」のホールで行われた。日本側は「茶の湯文化学会」のメンバーが中心。韓国側は「韓国茶人連合会」の皆さん。

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ステージで、韓式の茶の湯の作法が披露された。二人でお茶を入れる。抹茶ではなく煎茶。二人の動きがとても優雅で、見事に調和している。静かで和やかな時間が流れる。

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客は3名。正面は、韓国茶人連合会の朴權欽会長。左のお二人は、日本の「茶の湯文化学会」の現会長の谷昇氏と前会長の倉澤行洋氏。

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いよいよ交流発表が始まる。まず、日本側から谷昇会長(京都・野村美術館学芸室長)(写真)から「日本の茶文化」と題して発表が行われる。

1.日本への茶の伝来、2.茶の飲用方、3.茶の湯とは何か?4.茶の湯と日本文化などの項目でお話が続く。茶の湯の初心者の私にとって、とてもわかりやい。印象に残った言葉は、「茶の湯は日本文化の缶詰だ」「茶文化は、建築、生活道具、哲学、美学などの日本文化に影響」「茶の湯の三要素は、茶室、茶道具、点前」「用の美を感じる。茶は身体表現、つまりパフォーマンス・アートである」など。

日本側からはもう一人、前会長の倉澤先生の講義があった。テーマは「日本の茶の哲学~茶会の主・客~」。

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韓国側からは、柳建楫氏(写真)、テーマは「韓国茶文化の足跡とその精神」。もうお一人は、鄭英善氏、テーマは「韓国礼茶文化の歴史的展開と礼教」。う~ん、こちらのお話はとても難しかった。韓国の歴史から勉強しなければ。

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交流会後は、場所を韓国の宮廷料理のレストランに移しての懇親会。日韓の参加者がテーブルで混じりながらの会食であった。言葉の問題もあるが、みなさんの普段の「お茶の心得」なのか、とても和やかに会食が進む。

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懇親会の終盤では、親しくなった人同士で写真撮影。

きもの(和服)、韓国のチマチョゴリのお二人がとても美しい。男性は、今回の交流会の記念に参加者全員にいただいた「茶碗」の作者である。

「茶の湯文化」って何だろう?

それはすぐに答えが見つかるものではないだろう。その前に、「茶の湯」を楽しむ境地になることにまず憧れを感じた交流会であった。

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Comments

ハーシー、
こんにちは。

私はメンバーではありませんが、「茶の湯文化学会のメンバーの方達とご一緒させていただきました。抹茶は日本だけで、韓国の茶の湯は、煎茶でした。韓国式の伝統的な作法を拝見しました。私たちもお茶もいただきましたが、お菓子ばかり目がいって、お茶の種類までは関心が行きませんでした。(^_^;;

団長の谷先生は、政治交流、経済交流だけではダメで、文化などを通じて個人同士の交流があって、初めて本物になると挨拶されました。

機会があれば、またお話しましょう。

Posted by: koh | September 28, 2009 05:21 PM

アンニョンハセヨ
韓国へ訪問されていたんですね。私が滞在していた時に驚いたもののひとつ、韓茶の種類の多さです。
このようにお茶会を通じての交流会には参加した事がないのでとても興味深いです。
また是非詳しく教えてくださいね。

又、日韓のコウノトリプロジェクトについても注目しています。
様々な問題がある日韓関係の中で伝統文化や自然が繋ぐ交流が今後も深まっていけばいいですね。

Posted by: ハーシー | September 28, 2009 03:57 PM

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