企業経営の「カキクケコ」
某・政府系金融機関の総会に出席する。「某」と言っても昨今の行政改革で廃止・統合が進み、「某」の幅が狭まっているので、「某」の意図も薄れてますが。(^_^)
総会の後は、講演会がセットされている。今回は「怒りのヤマケン本気の指導」と言うテーマで山本健治氏を講師としてお招きした。残念ながら私は観たことなのですが、通称ヤマケンと呼ばれ、テレビのニュースコメンテーターもされている。
経営にとって大切なことは「パラダイムの転換」をすること。過去の成功体験にしがみついてはいけない。アメリカ、BRIC's、中東・中央アジアの重要性を強調されていた。
か行(カキクケコ)になぞらえて、カ=価格破壊(→コストダウン)、キ=規制緩和・撤廃(競争激化→ニュービジネス、ニッチビジネス、付加価値、オンリーワン)、ク=空洞化(モノづくり、地方の再認識)、ケ=経営破壊、コ=高齢化社会(→生活、福祉、地域密着の視点)。
とてもシンプルな表現で経済情勢を分析し、ポイントを指摘してくれる。わが社の経営にとってはどうなのだろうと検証しながら、ノートにメモをとった。
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