風に吹かれて〜カヌー川下り(その1)
新緑と春の風に誘われて、久しぶりのカヌーだ。愛車のルーフにキャリーを装着。自宅から上流へ5分ちょっとの円山川の河原がスタート地点。(養父市八鹿町宿南)カヌーするにはなんとも絶好のロケーションに住んでいるだな、と改めて実感。
カヌーは、もう15年以上乗っている愛艇・キウイ2(kiwi 2 )なのだ。ノーメンテナンスの優れた艇だ。(ゴメン、もっと洗艇してあげないといけないのだけれど)。(^_^) 私の友人のも同じキウイ2の赤色。
河原から漕ぎ出すと、いきなりこの風景。「あ〜、これこれ」「うーん、いいなあ」。もう言葉にならない。自然に抱かれ、自然に身を任せ、自然を感じる。カヌーの醍醐味だ。
カヌーの相棒のTさん。水と望遠鏡とデジカメを携帯して下るのが私たちのスタイル。それにこれが楽しみのひとつなのだが、船底には昼食の食材と飲料がしっかりと積んである。メガネ流しても、食材は流されるな、である)(笑)
左は中州。まず、船にでも乗らないと、通常では近づけない場所。そんなところをカヌーは静かに進む。まさか!と驚く、鯉、カモ、サギ。驚かしてはいけないと、こちらが気遣うほどだ。
右岸の木々は、進美寺(しんめいじ)の南側斜面。自然の藤が満開だ。
空には野鳥がいっぱい。サギ、カモはカヌーに気づき飛び立ち、空を舞う。あちこちからオオヨシキリ、キジ、の鳴き声も聞こえる。ミサゴ(画像)が頭上から魚を狙っている。
瀞場(とろば)が終わり、瀬がにさしかかる。川の流れが急になり、吹き抜ける風が気持ちいい。ここで再び「うーん、ヤッホー」(山でもないのに)なのだ。
やがて見えて来たのが、私の自宅の裏山、姫路山。今年の2月に起きた崖崩れの跡が、数字の7の字のように見える。頂上からは、毎年夏祭りの花火が打ち上げられるが、今年はどうなるのだろう?
一つ前の画像の正面岸壁はこうなっている。玄武岩なのだ。約2万年前に神鍋山の火山が噴火して、10km下流のここまで流れてきて固まったのだ。私の自宅も溶岩の上に建っている。「地震には強い」と言うのが父の口癖だった。ここから下流約4kmぐらいが溶岩の岸壁となっている。
出発して、30分ぐらいで私の自宅裏の河原にやって来る。小学生の頃は、夏休みはここで泳いだもんだ。
中央の葉が生い茂っているのがケヤキ。その左に竹やぶがある。その下は、溶岩の岸壁。私が中学生の頃までこのケヤキの向こう側に、私の祖父毋の家があった。小学生の頃の思い出は、夏休みはよくお爺ちゃんの家の縁側に行った。いつも川風が吹き、まったくクーラーも扇風機もいらない。その時の、夏のそよ風の感触は今も私の身体に残っている。
父は、祖父の家の脇の岸壁に作った川へ降りる小径を通ってアユ釣りをするのが好きだった。
カヌーは、川を下るが、記憶は時を遡る。
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Comments
>カヌーは、川を下るが、記憶は時を遡る
「酔わない自分に酔っている」に次ぐ名言か?
私のレポートは順番待ちでもう少し後になります。出たらTBで知らせます。
Posted by: 相棒T | May 09, 2009 05:48 PM