「桜の宴」〜素敵な時間と空間を
階段の向こうにはどんな世界があるの?とワクワクして来る。まさに、ファンタジーの入り口なのだ。ここは、東京・五反田にある「東京デザインセンター」。そのオーナーであり、経営者であるF氏より、「桜の宴」にお招きをいただいた。建物は、イタリア人建築家マリオ・ベリーニによる設計である。
建築の柱で切り取られた桜のシーン。
ライトアップされた桜。空中をさまよい飛ぶ感覚がなんとも妖しくもあり、心地よくもある。
天空に月。地に壁。忍び寄る妖艶の桜。
正面階段の頂上に位置するイタリア人彫刻家、ミモ・パラディノ作の「馬」。今度は、馬の頭上から見下ろすバルコニーから。
昨年、自宅を設計していただいた「象設計集団」の富田玲子さんの『小さな建築』の出版記念イベント『「小さな建築」をめぐる千夜一夜』に出席したのがご縁で、この「東京デザインセンター」の「桜の宴」に参加させていただいた。
参加者は、建築家、デザイナー、ファッション関連、出版関係、経済産業省や中小企業庁、特許庁などの行政、さらに入居している建築関連、家具、インテリア雑貨などの各ショールームの顧客など多岐にわたる。海外も含めた建築、インテリア、デザインの専門家ネットワークづくりを目指す「東京デザインセンター」のまさに行動と成果が見事に具現化した一夜であった。
ハンガーによって、ネットワークに参加できればと強く思った一夜。オーナーのF氏に感謝である。
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