今年一番の大雪だ
昨日から降った雪は今年一番の積雪となった。
朝、自宅のリビングから眺めた雪の風景。積雪は20cmぐらいだろうか。庇からは、屋根の傾斜でずり落ちてきた雪が、水滴をポトポトと落としている。朝日を受けて少しずつ融け始めた。トネリコの枝が雪で枝垂れて隣のカシの木に寄りかかっている。向こうの山は進美寺(しんめいじ)。冬のこの時期はその左手の稜線がくぼんだところから朝日が差し込む。
大雪が降った直後の朝は、得てして快晴の空が広がるもんだ。「雪は晴れなのである。」西高東低の気圧配置は、西は高気圧なのだから。「大雪だ」と、一斉にニュースが報じるが、もともとここに生まれ、育った私にとって、これで大雪なんていったら、昔はなんだったの?との思いが強い。
地球自体が、まだまだ芯から冷えていない。本当の冬はこんなものではない。足下から深々と冷えるあの感じがないのだ。本当の冬はまだまだこれからだろう。
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