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October 10, 2008

『超「超」整理法』 野口悠紀雄

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これは、グーグルのCEOエリック・シュミットが、二年ほど前に言った言葉だ。「ユーザーはどんなPCからでも、あるいはPDAや携帯電話からでも、クラウド(雲)にアクセスして、その中にあるアプリケーションを利用し、そこにデータを保存する」と言う使い方だ。
ユーザーは、インターネットを介してクラウドにアクセスするだけで、その中身を意識することなく、クラウドにある強力なコンピュータ・パワーを利用することができる。これは、電力会社が電気を配電してくれるため、個々の工場や家庭が発電機を持たなくてすむようなものだ。
『超「超」整理法』 野口悠紀雄・著
(《クラウド・コンピューティングの時代へ》 p97)

15年前に発表された野口教授の「超・整理法」は、私も大きな影響を受けた。「情報は分類するな!時系列で並べればよい」と説いたいわゆる「押出しファイリング」は、大きなインパクトがあった。それ以来、私のオフィスや書斎は、このファイリング方法によって、安定し、快適化しました。今でも、続行中である。

今回の野口教授の提案は、「分類するな。検索せよ」である。Gmailの活用を推薦している。確かに、いまやグーグルの検索、Gmail、マップの利用は、それなくして1日もないぐらい、仕事にプライベートに活用している。しかし、パソコンのヘビーユーザーの中には、これらのグーグル依存に恐怖心、懐疑的な人も多いのも事実だ。(グーグル・フォビア)。しかし、野口教授は、あえてGmailの活用を説くところが興味深い。

さらに、クラウド・コンピューティングに私は関心を持つ。iPhoneを使い始めているのだが、MobileMeと言うソフトを使用して、どこの、どのパソコンを使っても、自分の情報が一元的に利用できる「快適さ」を今、体験し始めている。ビジネス、個人の情報管理に、とてつもない変化をもたらしてくれる予感がする。

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