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August 12, 2008

「広葉樹を製材する」 クロアチア

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これはメープルの丸太。クロアチア各地から伐採された材木が集まってくる。クロアチアの広葉樹の製材工場を訪ねた。

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この工場ではメープルの製材が行なわれていた。いくつかの広葉樹の製材所を見学したが、共通しているのが一番多くの需要先は、どうやらフローリング材のようだ。住宅、オフィスなどの床材に、広葉樹の集成材が使用されている。やはり、消費量としては一番多い分野であろう。

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ハンガーを製作するには「板材」と「角材」を使用するやり方がある。画像は「板材」。これは、一枚板から削り出して製作する最高級のハンガーに使用する。さらに、Hanger-Networkは、特注、別サイズ対応が特徴のひとつ。いろんな特注ハンガーも材料がないことには対応できない。その材料が「板材」である。

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「角材」をチェックする。定番のハンガーを製作するには「角材」を使用する。材料効率がよく、端材が少ない。しかし、規格が決まった定番ハンガーのみに使用する。

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「人口乾燥室」で品質をチェックする。

ブナは、もともと「ねじれ」「反り」の激しい木材。なので、建築材や家具材には不向きであった。使い道は、しゃもじ、お椀、雑貨品、下駄の歯、などの小物品に限定されていた。ところがその後の技術革新で、ブナ材の水分を取り除くための人工乾燥が発達した。いわゆる「人乾材」である。この技術により、現在のブナ材は、建築材、家具材にもたくさん使用されるようになった。

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ヨーロッパはに2種類のブナがある。山岳地帯にあるブナと、丘陵地帯にあるブナである。

前者(山岳地帯)のブナは、丸太の芯が大きい、幹が曲がっている、赤身(茶色)がかり、アバレにくい、曲げ加工しやすい、と言う特徴がある。クロアチアのブナがそうである。

後者(丘陵地帯)のブナは、芯が少なく、大きくてまっすぐ。硬質でアバレル。ドイツのブナが代表的である。フローリングなどに向いている。

ちなみに、ハンガーにはどちらも使用することができるが、それぞれの特徴を活かしたハンガーづくりをしよう。

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