コバギボウシ 今年初めて咲いた?
コバギボウシ(ユリ科)
日当たりのよい湿地に生える多年草。根茎は横にはう。葉は斜めに立ち、長さ10〜20センチ、幅4〜8センチ、つやがなく表面の脈はへこみ、基部は急に葉柄に沿って流れる。高さ30〜60センチの花茎をだし、長さ4〜5センチで淡紫色の花を下または横向きに開く。
『日本の野草』 山渓カラー名鑑
今年初めて観る花だ。最初は葉に惑わされて(?)、何の花かな?と分からなかったが、よーく観察してみると、画像にいっぱい写っている葉は別物(シャガの葉)で、花茎に沿って根っこを観察すると、幅広の葉がそうであると分かった。そう、これはギボウシなんだ。
ギボウシは白い花では?と思い、図鑑を見てみると「淡紫色」とあるから、これは「コバギボウシ」なんだろう。和室の前にも生えているのでそれを「ギボウシ」として紹介しましたが、これが厳密には「オオバギボウシ」なんでしょう。「大きい葉」に対して「小さい葉」で「コバ」なんだ。
昨年、裏庭を手入れした時に、植木屋のKさんが植えてくれたことが後で分かった。ちょっとした庭の片隅に咲いている花に気づく。日常生活の中のちょっとした喜びだ。
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