カバンとハンガーの関係は?
ここは、東京台東区柳橋の「カバンのショールーム」である。ちょうど、新作カバンの展示会が開催されていたので訪問した。
展示会をしているのは、カバンの産地、兵庫県豊岡市の老舗企業、エンドー鞄(株)である。企画から製造・販売まで一貫して行なっている。伝統的な地場産業としてのノウハウを活かしながら、オリジナルの定番バッグ、あるいはOEM生産も行なっている。
時代の変化と共に、豊岡の鞄づくりは当然ながら変化していくが、今は、各社のオリジナル・ブランドの確立に力を入れているところが多い。訪問したのは雨模様ではあったが、多くのバイヤーが入場され、活発な商談が行なわれている。スタッフの方も明るく活気があってとてもいい感じ。
E社長とは、小さい頃から良く知っている同級生。ハンガーとカバンの違いはあれど、企業を経営していく苦労と喜びは一緒。
実は、「ハンガーのショールーム」を持つことになったのは、このE社長からの刺激があった。東京出張の途中、京都駅でたまたま出会い、その勢いでこのショールームにお邪魔したことがある。2年前のことである。「東京にショールーム」は、まだ夢でしかなかった私にとって、この訪問は大きな分岐点となった。それから1年もしないうちに、「夢」が「現実」に変わった。
友人からの「刺激」が、その後の「出店の出会い」を誘発してくれた。何か「運」のようなものを感じる。
今回の鞄展示会にお邪魔して、またまた「よし、俺もやるぞー!」ってやる気が高まる。同級生ってそんなものかも知れない。
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