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May 07, 2008

「マリア・パヘス舞踊団~セビージャ」 鳥肌が立つとはこのことか

080507_sevilla
(兵庫県立芸術文化センター・チラシ)

マリア・パヘス(Maria Pages)
スペインのセビージャ(セビリア)生まれ。4歳でダンスを始め、アントニオ・ガデス舞踊団、マリオ・マヤ舞踊団、ラファエル・アギラル舞踊団などで主演ダンサーとして活躍。1990年、自らの舞踊団を設立。最初の振付作品「ソル・ソンブラ」で名声を獲得。92年、第7回セビージャ・ビエナル・フラメンコで「タンゴ」を初演し絶賛を博す。(中略)
ダンサー・振付家として、現代フラメンコの発展をリードしてきた先駆者であり、同時に現在もその最前線に立つ。
兵庫県立芸術文化センター・パンフレットより)

ダンサーは、渾身、躍動、情熱、魂。
観客たちは、熱狂、興奮、熱狂、喝采。

決してオーバーではない。マリア・パヘスが踊り終わると、会場は総立ちとなった。このような場面に居られたのは久しぶり。私は鳥肌が立ち、涙が溢れでないようにするのが精一杯だった。

フラメンコと言えば、スペインの民族舞踊として誰でも知っている。しかし、このマリア・パヘスによる「セビージャ」は、フラメンコの伝統を踏まえながら、ビゼーやサラサーテの曲で踊り、タンゴの要素も取り入れる。「セビージャ」の物語を90分(実際には100分を超えた)で、一気に踊る。

もともと、舞踏や演劇など肉体表現は、学生時代から好きで親しんできたので、今回のマリア・パヘスのフラメンコも、相当「凄いもの」であろうと期待はしていたが、それをはるかに超える感動を体験した。

「ああ、芸術ってイイですねー」と、心でつぶやきながら、コンサートや芝居も、もっと楽しみたいものだと思いながら帰路についた。

ちなみに、東京公演は、5月11日(日)に東京国際フォーラムであります。

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Comments

「アツい」ものでしたねー。(^_^)

余りにも伝統的過ぎて、肌に合わない、馴染めない、みたいなのはあります。が、人間の持っている根源的と言うか、本能的に血が騒ぐ音楽、舞踊、芸能、絵画などの様式がありますよね。

そんな意味で予測してはいましたが、それを超えるものでした。伝統をベースにしながら、パヘスの新たな創作が加わったのだと思います。

Posted by: koh | May 10, 2008 11:13 PM

本日、連休明け初のKOH氏のブログを拝見しました。セビージャですか。初めて耳にしました。涙を抑えるほどの舞台となると、やはりそうとう「アツい」ものを感じられたのでしょう。やっぱり「アツい」のは、良いですね。当方は、社会人になってからというものアツさを感じる機会がやや少なくなり、うらやましくなりました。

Posted by: すっかり但馬人☆ | May 08, 2008 10:50 PM

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