兵庫県立芸術文化センター
先日のマリア・パヘスは凄かった。未だにその興奮が身体のどこかに残っている。会場の「兵庫県立芸術文化センター」には、昨年のオペラ「蝶々夫人」以来2回目である。
この芸術文化センター設立にあたって、基本コンセプトから計画、設計にいたるまで担当された兵庫県のある職員の方と、親しくしていただいていたので、どんなに素晴らしいものができるのか、楽しみにもしていた。それは、今から15年以上の前のことである。
ただ、基本計画の段階であの「阪神淡路大震災」が発生し、兵庫県の実施計画は大幅な変更を余儀なくされた。致し方ないことだ。その後、この「芸術文化センター」が兵庫県の文化復興のシンボルとして、計画が復活し実現したことに、感慨深いものを持つ。
オペラやオーケストラ、あるいは演劇など、大掛かりな公演は、この大ホールで行なわれる。桟敷席が4階まであり、本格なオペラハウスである。
芸術監督に佐渡裕氏を任命し、精力的にコンサートやイベントを企画していることに期待したい。
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