ユキヤナギ 新しい場所に移動して
ユキヤナギ(バラ科)
美しい名の花。しなやかに弓なりに枝垂れる枝に、雪を積もらせたような白い花。出始めた緑の葉が少し交じる。貝原益軒は『花譜』で「愛賞すべし」とたたえる。関東以西の川岸の岩場に生え、岩柳や小米花(ここめばな)の名も。花びらが散ると小さい米粒のよう。庭や公園の植栽や生け花でも重宝される。
『花おりおり』 湯川浩史・著
春爛漫。暖かい陽に誘われて庭に出てみる。今の庭は、落葉広葉樹を中心にできるだけ自然に、つまり、野鳥が好む庭にしようと思い16年経つ。それぞれの木が大きく生長し、夏になると庭が緑でいっぱいになる。観ているヒトは良いが、これではいくらなんでも植物が可哀想。
と、言うことで昨年植栽の一部を大移動させた。このユキヤナギも新しい場所に移動し、最初の春を迎えている。引っ越しが大変なのは、ヒトも植物も一緒かな?なんとか新天地で早く根付いて欲しい。
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