ヤツデ あちこちどこでも
ヤツデ(ウコギ科)
ありふれた庭木だが、ずば抜けて大きい葉は、日本の植物では異彩を放つ。天狗の団扇と見立てられたのもうなずける。冬に花咲き、蜜はハナアブやハエの越冬用の食餌となり、受粉も果たす。名は「八手」だが、実際には七裂、九裂などの奇数が多い。「八」は縁起のよさからの命名のようだ。
『花おりおり』(湯浅浩史・著)
なるほど!わが家の「ヤツデ」の指は確かに9本である。事実とは異なるが「縁起」を優先する命名ってことですね。年中緑の大きな葉っぱをみせてくれる「ヤツデ」。年中、縁起が良ければいいのだが。(^_^)
サンクンガーデンのベンチの上にある「ヤツデ」。冬にも夏にも、それぞれの季節からその存在を確認する。
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