「給食事業40周年」 誠実と健全と安全をモットーに
「協同組合 お弁当 こうのとりの里」(旧・日高町給食センター)の創立40周年記念祝賀会を開催した。私は理事を10数年、現在は専務理事をさせていただいている立場でこの日を迎えた。
ここは兵庫県豊岡市日高町。昭和43年に日高町の事業所が集まり協同組合として800食でスタート。その後城崎温泉と出石町が加わり1800食。さらに豊岡市が加わり2400食、さらに南但馬地域もエリアに入れ、1日3300食を超える、但馬一の昼食デリバリーの事業に育ちました。
地域経済の流れもあり、やや食数の減少もあるが、何とか健全な経営を継続できていると思う。
理事長より永年勤続職員への表彰が行なわれる。
理事長の挨拶に、わが協同組合がここまで発展、成長して来れた理由として3つの要素の指摘があった。私も全く同感である。
一つ「誠実な従業員」。これは地域のモノづくりにも共通すると思うが、コツコツと地道に、手を抜くことなく、美味しいもの、良いものをつくろう、との精神がある。
二つ、「健全な経営」。地域の企業経営者が理事になり、経営実態をオープンに報告し、組合企業個々の良いところを持ちより、人的ネットワークと経営ノウハウ、経済の動向を見極めながら運営を行なっている。これは、私も1人の理事として、とても勉強になる。
三つ、「安全な食事」。これは基本の基本。過去に一度も事故を起こしていないのは、当たり前なことではあるが、なかなかの努力がいる。さらに、地元の食材をできるだけ使用し、美味しい食事を心がけている。暖かいご飯、美味しい料理との評価をいただいている。
「食の問題」がクローズアップされている現在、私たちのつくる「安全で美味しい昼食」は、ますます注目されてくるだろうと思う。
長年、お世話になっている来賓の方、理事の皆さん、そして日々の業務に真剣に取り組む従業員のみなさんと共に、本当に心温まる祝賀会だった。こんな雰囲気だからこそ、これからも、もっと充実した「お弁当、食事」が提供できるのだろうと確信をした。
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