"In Between" by TAKA
各国で多くの写真を撮り続け、世界拠点を体現するフォトグラファーTAKAによる写真展。In Between=「何かの間」を切り取ったTAKAの視点が、写真に存在する絶対的要素、色、形、質感の再構築というプロセスを経て表現されます。
『 "In Between" TAKA 』
東京・原宿で開催されているTAKA写真展 "In Between" を鑑賞した。
私の最初の印象は「気持ちいい」だった。「気持ちいい」は、極めて主観的な感想であるが、決して軽いものではなく、アートを鑑賞する時、私にとってはとても重要な要素なのだ。
解説にあるように、TAKAさんの作品はピントが合っていない。それが何なのか画像で示すことをあえて放棄して、そこに存在するのは、色と形と質感だけなのだ、と訴えかけてくる。
しかもそれがとても「気持ちいい」のです。
スタッフのTさんと暫し立ち話。
世界を飛び回るTAKAさんが撮る写真は、「そこが何処なのか」、「それが何なのか」が重要ではなく、「それを感じるTAKAさんの感性」こそが重要なんだと、その作品が語っているみたいですね。
と。
写真展 TAKA "In Between"
「hpgrp東京GALLERY」(東京・表参道)で3月9日まで開催されている。ぜひ、行ってみてください。
「hpgrp東京GALLERY」
東京都渋谷区神宮前5-2-11 H.P.DECO 3F
tel : 03-3406-0032
※表参道=Max & Co.とカワイピアノの間の路地正面
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