「景気・環境・リーダー」 全国経営者大会
『全国経営者大会』(主催・日本経営開発協会)に参加した。私としては3年前に続き2回目である。
テーマは、環境、現役経営者による成功事例発表、国際経営・政治コンサルタントによる未来予測、景気のゆくえ、中小企業経営、リーダー論、健康など、どれも興味深いものばかりである。
私が印象に残ったお話をアトランダムにまとめてみると、
【地球環境】(2006年現在)
・世界のGDP 48兆米ドル
・世界の人口 65億人
・現在、人間活動が原因の温暖化が起きている
【新たな繁栄への道】
・ひまわりになれ→いいところを探してそこでビジネスをする
・世界で6000兆円のマネーが浮流している
・日本の預金総額は1550兆円
・アメリカ人の資金運用益は平均6%(ホワイトカラーで8%)
・インド・トルコ・ロシアは日本が好き(ビジネス・チャンスあり)
【心の経営】(ある倒産経験経営者の体験)
○従業員の本音
・会社での存在をもっとみて欲しい。(存在意義、安心したい、相談できる人がいる)
・なぜ、私達の意見を聞いてくれないのですか?
・なぜ、任せきってくれないのですか?
・働く環境を良くして欲しい
・もっと勉強させて欲しい(社会人になったら勉強したい)
→究極は「会社に尊敬する人がいる」かどうか
○すごいリーダーの条件
・尊敬できる人を持っている(順調、不調の時に必要)
・Soul Mate(良き友人=切磋琢磨=勇気をくれる人)
・読書家(疑似体験、読書家は言葉がきれい)
・親孝行
・良い習慣を持つ(挨拶、感謝の気持ち、他人の迷惑を考える)
【営業マン】(なぜ、売れないの?)
・なんだかんだと言って動いていないから
・なんだかんだと言って勉強不足だからい
・営業力(営業結果)=営業量×営業能力
・営業量=営業時間-(意識的怠慢時間+結果的怠慢時間)
・営業能力=知識、センス、グランドデザイン(大局的な見地)
【中小企業のあり方】(経営(者)は何やる仕事?)
・活かす=ヒト・モノ・カネ・情報・伝統etc
・繋ぐ=連携して情報発信
・問う=ニーズ、存在意義、「顧客は何を買ってくれているのか?」
その他、景気と株、健康法(ばい菌との共生、自然治癒力)、日本の政局、ロシア/ポスト・プーチン、米/ワシントン・レポートなど国際政治、などいろいろ学ぶ。
そうは言っても、講師の皆さんが一番多く口にされたのは、「サブプライム・ローン問題の影響が世界経済に与える影響」であった。これには、真反対の意見もあり、ここで一言ではまとめられない。
現在、ダボス会議が開催されているが、「環境問題(明日)の話より、サブプライム問題(今日)の話しに、関心が行ってしまっている」との新聞記事がある。
今、経営者は、世界の潮流を知り、未来を予測し、今を決断し、足元から着手しなければならない」時なのだろう。
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