Miles Davis "BIRTH OF THE COOL"
Miles Davis "BIRTH OF THE COOL"Miles Davis : tp
Kai Winding : tb
J. J. Johnson : tb
Junior Collins : fhorn
Sandy Siegelstein : fhorn
Gunther Schuller : fhorn
Bill Barber : tuba
Lee Konitz : as
Gerry Mulligan : bs
Al Haig : p
John Lewis : p
Joe Shulman : b
Nelson Boyd : b
Al McKibbon : b
Max Roach : ds
Kenny Clarke : ds
Kenny Hagood : vo1.Move
2.Jeru
3.Moon Dreams
4.Venus de Milo
5.Budo
6.Deception
7.Darn That Dream
8.Godchild
9.Boplicity
10.Rocker
11.Israel
12.RougeRecorded on 21 January,22 April,1949 , 13 March,1950
1940年代の終わり。ジャズは少しずつ変化して行く。それまで、ジャム・セッションのようにアドリブを自由に回しながら演奏していたバップが主流。そこへ、編曲、アンサンブル重視のアイデアを持ち込んで編成され、演奏したのがこのマイルス・デイヴィスの「クールの誕生」。
参加したミュージシャンからは、「クール?」って感じで受け止められた。言い換えると、それだけ斬新な試みであったのだろう。
マイルスは、ギル・エヴァンスと相談して、アンサンブル・メンバーを決め、編曲は、ギル、ジョン・ルイス、ジェリー・マリガンが担当したそうだ。メンバーは、3回のレコーディングに参加したメンバーを全て記しているが、それぞれの曲(録音日)で、バラバラである。
ここで特別に書いておきたいのが、7曲目の"Darn That Dream"。このアルバム唯一のヴォーカル入りの曲。ヴォーカルのケニー・ハーグッドがなかなか良い。’40年代を彷彿とさせるヴォーカル曲が好きだ。
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