生産スタッフのハンガー研修 in Tokyo
今週は、ハンガー生産ライン・スタッフ達が、東京にてハンガー研修を行なう。2班に分かれて、それぞれ7名(計14名)。第1班のチームがまず東京にやってきた。
さっそく、青山のハンガー・ショールームで、私が研修の口火を切った。
成型部門から2名、塗装部門から3名、組立部門から1名、生産管理から1名の計7名。まず、東京の中でも、青山はファッションの中心地の一つである事、どんなお客様から、どんなご要望をお受けするのか、ハンガーに求められている要素は何か、各工程のハンガー製作ポイントは何か、などを説明した。
同じ話をしても、工場でするのと、実際の市場(消費地)で、空気を感じながら聞くのとでは、理解度がまったく違う。
実際に街に出て、リサーチである。ハンガーを使用していただいているお店にご迷惑を掛けてはいけないので、少人数に分かれて、それぞれの問題意識を持って見学をしていく。
調査したことをメモするスタッフ。(ショップ、ショッピングしている方に、ご迷惑を掛けないようにと注意はしてあるが、ちゃんと守ってくれているだろうかと祈る気持ち。)(^_^;;
スタッフ達は、みんな真剣である。自分の受け持つ工程に関する情報、ハンガーの仕上げとショップの空間とのマッチング、ファッション・ディスプレイに求められる要素は?など、私から事前にリサーチするポイントをアドバイスしておいた。
だが、彼らならではの観察があって、これがまた面白い。ハンガーに求められる微妙なセンスは、なかなか言葉では伝えられない。経験を積むしかない。
第2班の研修はまだこれから始まる。みんなが工場に持ち帰って、どんな成果が出るのか、今から楽しみになってきた。(おそらく、続編あり)
The comments to this entry are closed.
Comments