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July 29, 2007

巣立ちはいつ? コウノトリへ熱い視線

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一見、何の変哲もない田んぼのあぜ道。でも、拡大(画像をクリックする)してよーくご覧頂きたい。画像中央部に何やらクレーンのようなものが立ち、人影のようなものが見える。

ここは、兵庫県豊岡市郊外。地名は百合地(ゆるじ)。

画像中央の遠景が豊岡市の中心部。右の山の向こうは日本海。私の自宅は画面左に20分程度車で走ったところにある。

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そうなんです。今、注目の自然に帰したコウノトリのヒナの巣立ちの瞬間を観ようと、毎日大勢の人々が夜明けから日暮れまで詰めかけている。人工巣塔に、一羽のコウノトリが見えますが、それが今年5月20日に誕生した注目のヒナ。

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巣立ち間近!と伝えられてから既に2週間以上が経つ。クレーンの中には、コウノトリの郷の研究員の人達が交代で観察を行なっている。

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私が到着したときは、ヒナ1羽だけが巣にいたが、しばらくすると親鳥が戻ってきてエサを与えている。ヒナは既に親鳥と同じぐらいの大きさに成長している。

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京阪神地域からも、関心のある人がたくさん観察に訪れている。コウノトリ観察隊のようなボランティア・グループや写真愛好家や、夏休みの家族連れや、その数は日に日に増えている。やがて、アイスクリーム屋さんでも登場するのでは、と冗談も言いたくなるぐらいだ。

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もちろん、テレビ局、新聞社、研究家グループなども張り付いてその瞬間を撮影しようと詰めかけている。お陰で「コウノトリも住む、自然豊かな豊岡市」が全国ネットで報道される機会が急増している。

巣立ちは、私たち市民の心の巣立ちと、言えるかもしれない。

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Comments

ハーシー、こんにちは。
実は、あの巣立ちの瞬間(7月31日午後2時14分?)の直前に、私はお客様の案内がてら、あの百合地の人工巣塔に行っていたのです。時間はおそらく1時50分頃。もう少し後だと、その瞬間に立ち会えたかも。残念。(>_<)

しかも、その直前まで市長と一緒に市役所でお話をしていたんですよ。ハーシーのコメントにあるように、市長は意外と淡々とその瞬間のことを考えているようでした。そりゃあそうだよね。1羽の巣立ちがゴールではなく、コウノトリとの共生の長〜い取り組みの始まりなのだから。

「だって、生活とか文化って、そんなに短期間で評価するものではなくて、50年、100年単位で捉えないといけないねって」、その直前に市長とそんな会話をしていました。

ハーシーの番組でも、そういうスタンスでコウノトリを見つめて行く事が大切だよね。

Posted by: koh | August 01, 2007 02:43 PM

本日、巣立ちの第1報を聞いた時は、驚きと喜びでいっぱいになりました。
私の担当している豊岡のコミニティーラジオ番組でも
今日は、雛巣立ちの話題中心にお送りしました。
たくさんの方の長い年月をかけたお力が、このように
羽ばたいていくという、歴史的な出来事となりましたね。
本日は、中貝市長にも急遽ご出演して頂きましたが、
私達はさりげなく暖かく見守っていく事が大切というお話を頂きました。
台風23号で被災し、大変なショックを受けていた私達に、
大きな希望を与えてくれたあの3年前の試験放鳥を思い出しますね。

Posted by: ハーシー | July 31, 2007 11:42 PM

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