政策金融に移行
政府系金融機関の懇親会に参加した。兵庫県北部の中小企業が中心となって活動している情報交換の会である。
ご存知のように、来年(2008年)10月1日に、中小企業金融公庫、国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、国際協力銀行が統合し、「株式会社日本政策金融公庫」となることが正式に決定した。
これからの、サービス、融資基準などがどう変わるのか、みんな大変興味のあるところだが、これまで同様、中小企業サイドに立った、幅広いサービスを継続するとの説明に、参加者は納得の様子であった。
後半は、大阪駐在のY理事による講演会が行なわれた。テーマは『組織の活性化』。ご自身の、統合へ向けて揺れ動く組織を目の当たりにされた体験談などを織り交ぜながらお話が進む。
組織活性化成功事例の共通点は3つあるとのこと。
1)経営理念の策定と新党
2)経営計画の作成と積極的な情報公開(共有化)
3)自主性を引き出すコミュニケーション
わが社も先月の経営方針大会を行なったところだが、1)、2)は、どちらもクリアしていると思う。3)のコミュニケーションについてはどうだろう?と自問する。
コミュニケーションの基本は、お互いの立場や役割を明確にし、それぞれの目標と責任・権限を尊重するところから始めないといけないのだろう。わが社はまだまだこの部分の強化が課題である。
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