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April 02, 2007

『「捨てる!」快適生活』 飯田久恵

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ハンガーパイプに吊るす場合
ハンガーパイプにハンガーを掛けたとき、少々ゆとりがあると、いつもきちんと掛けられるようになります。ギュウギュウ詰めのところから、ハンガーに掛かった服を取り出すのはひと苦労です。(中略)
これを、手でギュッと寄せて10センチくらいの空間が出来る収納にすれば、出し入れはとてもラクで、すぐに片付ける気にもなります。寄せてできるこの空間があれば、吊るしているあいだも服はよじれず、シワもつきません。<参考>コート・スーツは平均7センチ間隔に、ほかの服は3〜5センチ間隔に掛けると取り出しやすく、シワもつかない。
『「捨てる!」快適生活』 飯田久恵・著
着たい服がすぐに取り出せる「ブティック式収納法」(p68)

飯田久恵さんとは、昨年5月に新宿・伊勢丹で行なわれたトークショーでお会いしましたHanger-Networkのハンガーを手にしながら、洋服の収納についてもお話があった。

飯田さんは、収納カウンセラーとして活躍されている。「収納指数」と言う発想に惹かれて、 「片づく収納、片づかない収納」と言う本をブログで紹介させていただいた。この本では、ハンガーの間隔にゆとりを持つことで洋服の型くずれを防ぐことを提案されている。

飯田さんは、衣類をはじめ、書籍、食器、手紙・はがき、新聞・雑誌、書類、などあらゆる分野の収納について研究されている。その提案は、単なる「持っているモノの効率」だけではなく、そもそも持つ必要があるのか? 現在持っているモノは本当に持ち続けなくてはならないのか? 衝動買いをやめる方、持たないシンプルな生活、など、飯田さんの人生観そのものでもある。

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