『地域ブランドフォーラム in 豊岡』に参加して
ここは兵庫県豊岡市。「豊岡かばん」「城崎温泉」「出石そば」など知る人ぞ知る地元の誇る自然や産品がある。そんな「豊岡の魅力」を再発見し、地域の発展に、地域経済の活性化にどのように結び付けるかを語るフォーラムである。豊岡市と中小企業基盤整備機構近畿支部が主催する『地域ブランドフォーラム in 豊岡』に参加した。
会場である豊岡市民プラザのロビーに展示したわが社のハンガー。ハンガー職人による手作りのハンガーを中心に展示しました。業界でのシェアーやどんな場所、ショップでご使用いただいているのか、などをアピール。
フォーラムの基調講演は、(株)ブランド総合研究所の田中章雄氏による、テーマ「地域ブランド確立に向けた豊岡市への期待」であった。
講演の趣旨は、
■「地域ブランドとは何か?」=「商品と地域に対する消費者からの評価と期待」
■こだわりの源泉に、希少性、神秘性、物語性、話題性を加える。
■”地域らしさ”の資源は4つ。自然・歴史(古来から伝わるもの)とモノ・サービス(新たに作れるもの)の組み合わせが大切。
第2部は、パネルディスカッション。講師の田中章雄氏がコーディネーターとなり、4人のパネリストが登壇。「豊岡カバン」「出石そば」「城崎温泉」のそれぞれの地区委員会、組合、協会の代表の方、そして中貝豊岡市長。
それぞれの業界の取組みを発表し、意見交換が行なわれた。取り上げられているのが、それぞれ数十軒ある地場産業。わが社のような、単独の企業がどのように地域(豊岡市)の資源(ヒト・モノ・コト)とかかわって、ブランドを構築していくのか、と言う視点の議論も欲しかった。
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