Gene Ammons "GOODBYE"
Gene Ammons : ts
Nat Adderley : cor
Gary Bartz : as
Kenny Drew : p
Sam Jones : b
Louis Hayes : ds
Ray Barretto : cga1.Out In The Sticks
2.Alone Again (Naturally)
3.It Don't Mean a Thing
4.Jeannine
5.Geru's Blues
6.GoodbyeRecorded on Mar. 18,19,20 ,1974
今気付いたのですが、録音日は33年前の明日3月18日から3日間掛けて行なっています。(ま、それはともかく)
今回の録音のコンセプトは、50年代ジャズの豪放磊落(ごうほうらいらく)で行こう!なのだ。そのためにわざわざ(?)ヨーロッパに移住していたピアノのケニー・ドリューをニューヨークに呼び戻し、当時(50年代)の熱演を再現した。
ナット・アダレーのキャラクターもこのコンセプトにピッタリ。演奏(セッション)の打ち合わせはほどほどに、それぞれのアドリブを大いに発揮した演奏。
最後の曲は、"Goodbye"。これはジーン・アモンズが選曲し、しかも演奏最終日の最後に録音した曲なんだそうだが、本当にこれがジーン・アモンズの最後の録音になってしまった。ジーン・アモンズは、この5ヶ月後に人生に「さよなら」をすることになってしまった。
改めて"Goodbye" をしみじみと聴いた。
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