大前研一 『旅の極意 人生の極意』
旅の醍醐味は、名所旧跡にはない。びっしり予定を立てて観光地めぐりをするのではなく、気の向くままにあちらこちらをそぞろ歩いたり、旅先で半日ボケーッとするような”漂泊の時間”を持つことにこそある。
『旅の極意 人生の極意』 大前研一・著 「はじめに」より
昨年暮れにアメリカの旅をした。”漂泊の時間”とまでは行かないが、気の向くままのゆっくりとした時間が過ごせた。しばし日常から離れて、心のリフレッシュが大切であることを実感した。
私の夢の一つに世界旅行がある。いろんな国をできるだけたくさん訪問してみたい。昨年の旅の体験で、どうもリタイアするまで待ってられない、いや待っていてはダメだと言う気持ちが強くなってきた。だから、ついこう言う本も読んでみたくなる。(^_^)
大前さんのマッキンゼーでのコンサルタントとしてのキャリアなどは知っていたが、学生時代に添乗員のアルバイトをされていたのは知らなかった。しかも「大前研一の原点は添乗員時代にあり」とまで言っている。早稲田大学の学生時代のアルバイト話はなかなか面白いし、参考になることが多い。
大前オリジナルの15のスペシャル・ツアーが紹介されている。なかなかゴージャスで、予算的にかなり背伸びしないといけないのもあるが、「旅の本当の楽しみは何か」と言う視点で読むととても参考になることが多く、刺激的だ。
ハワイ島(ハワイ)、ヴェネチア(イタリア)、プラハ(チェコ)は、訪問したことがあるので、その紹介内容には納得である。
アマルフィ海岸(南イタリア)、パラオ(パラオ共和国)、グレンイーグルズ(スコットランド)なんて、行ってみたいのだけど。。。。と、書いたところで、ちょっと、現実がチラツイてきたので、この辺で。 (^_^;;
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