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November 24, 2006

「植村直己冒険館」 世界のウエムラ誕生の地

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「植村直己冒険館」を訪ねた。自宅から車で5分ぐらいのところにある。そうなのだ、植村直己さんは、兵庫県豊岡市日高町に生まれた郷土のヒーローなのだ。

冒険館は、1994年に開館。建築設計は栗生明氏。この植村直己冒険館は、1996年度の日本建築学会賞、1998年のケネス・F・ブラウン・アジア太平洋建築デザイン賞を受賞している。

展示室が、すべて地中に埋まっていて、その上は画像のように公園になっている。

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入り口への進入通路。左右コンクリートの壁にはさまれた一直線の通路を少しずつ下りながら、ガラスのドアの入り口に到達する。これは、クレバスをイメージしたものだそうだ。

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冒険に使った装備品や世界各地で集めた品々、冒険行の記録映像、世界各地から故郷へ綴った絵葉書など、多数展示されている。植村直己ファンには、たまらない「実物」ばかりが豊富に展示されている。

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メインの展示室の他に、図書コーナー、ミュージアム・ショップがある(画像)。さらに、新設された展示ギャラリーには、植村直己が集めた世界の収集品、世界五大陸最高峰の頂上石などが展示されている。

中庭には、クライミングウォールがあったり、冒険館の周囲も散歩したり、芝生でゆっくりとしたり、気持ちのいい空間が広がる。

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これは、「メモリアルウォール」と呼ばれ、植村直己の生涯と行動の軌跡が刻まれている。夜間には、光の帯として浮かび上がる。

植村さんが高校時代に登った蘇武岳、初めて取得したパスポート、アマゾン川のいかだ下り、妻・公子さんとの食事風景、など植村さんの人となりが伝わってきて、ジーンと来る。

ちなみに、私が豊岡高校1年のときに、日本人としてエベレスト初登頂した報告会が、母校の豊高で開かれた。その時の、植村さんの講演は今でも、はっきりと覚えている。

植村直己さんに、建築に、興味のある方は是非、訪ねてみてください。

実は、私も植村直己の(隠れ)ファンなのである。(^_^)

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