ニューヨークにオープンしたユニクロ旗艦店に行ってみた
今回のNY訪問の目玉の一つは、SOHOに11月10日にオープンしたばかりのユニクロを訪ねることだ。Hanger-Networkは、日本のユニクロ店舗のハンガーでお世話になっている。しかし、今回の旗艦店は、すべて現地調達と言う方針のもとで行なわれたので、一体どんなハンガーなのかもとても興味があった。
Broadwayにカタカナで「ユニクロ」の文字が描かれた旗が揺らめく。SOHOの一等地である Broadway (bet Prince St. & Spring St.)。この新しいロゴは、今注目のアートディレクター、佐藤可士和氏によるもの。
NYを意識して力が入っている。内装はインテリアデザイナーの片山正通氏ときく。これまでベーシックなアイテムを提供してきたユニクロではなく、かなりファッション性を前面に出した品揃えである。ディスプレイは、ファッション性表現するためにマネキン、ハンガーを多用している。
1階から2階への階段の壁面を利用して、巨大な「棚」が配置されている。カラーバリエーションで訴えたカシミヤ・セーターの陳列がとても強烈だ。
ユニクロの柳井正社長は「2010年に連結売上で1兆円達成を目標にする」と公表している。ユニクロのグローバル戦略の一環として、このニューヨーク旗艦店は重要な試金石と言える。
アメリカ市場で1000億円達成を見込むユニクロUSA。これまでどちらかと言うと海外で苦戦して来たユニクロなので、このニューヨーク店が大成功して「世界のユニクロ」へ向けて大いなる第一歩を踏み出して欲しい。注目していきたい。
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