« 贈り物にハンガーを | Main | 「サンプル置き場」は最新ハンガーの宝庫 »

November 16, 2006

Larry Coryell "LADY CORYELL"

Larrycoryell_ladycoryell

Larry Coryell "LADY CORYELL"

Larry Coryell : vo, g, b
Jimmy Garrison : b
Bob Moses : ds
Elvin Jones : ds

1.Herman Wright
2.Sunday Telephone
3.Two Minute Classical
4.Love Child Is Coming Home
5.Lady Coryell
6.Dream Thing, The
7.Treats Style
8.You Don't Know What Love Is
9.Stiff Neck
10. Cleo's Mood

Recorded in 1968

ジャケットの裏面に次のような書き込みがある。

"It is super rock, and may be one of the most important things to happen to rock this year."
NEW YORK TIMES

"Prbably the most adventurous, daring and exciting guitarist playing rock or jazz is Larry Coryell."
EAST VILLAGE OTHER

そうなのだ。ラリー・コーイェルは、ジャズと言うジャンルを飛び越えて、ロック調の演奏をどんどん取り入れて、新しい音楽を創っていった。私は、そんなラリー・コーイェルの演奏が好きだ。

録音された1968年と言えば、世界中で学生運動が活発になり、アメリカではフラワー・ムーブメントと呼ばれたヒッピー文化が花開いた時代。サイケデリックと言う言葉あ流行ったのもこの頃。

このアルバムは、1曲目から従来のジャズとは全く異なる、ロック調のサウンドでラリー・コーイェルの演奏が始まる。バックのミュージシャンのクレジットを見ると、ジョン・コルトレーンのコンボにいたエルビン・ジョーンズ(ds)、ジミー・ギャルソン(b)なので、何か不思議な気がして来る。聴き続けるほどに、奥深い魅力的な演奏なのだ。

私がジャズ・ギター演奏の中でも、最も好きな演奏の一つがある。それは8曲目の" You don't know what love is"である。ラリー・コーイェルのソロ(多重録音)。ジャズ・ギターの和音とロック調のチョーキングが合わさった、まさにラリー・コーイェルの世界があるのだ。

|

« 贈り物にハンガーを | Main | 「サンプル置き場」は最新ハンガーの宝庫 »

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference Larry Coryell "LADY CORYELL":

» アコースティックギター [アコースティックギター]
アコースティックギターが注目されています。エレキギターと違い1人で演奏できる気軽さも人気の理由の1つです。アコースティックギターが奏でる柔らかい音色が聴く人の心を惹きつけます。アコースティックギターは電子楽器と違いモデルチェンジがありません。 [Read More]

Tracked on November 17, 2006 06:09 AM

« 贈り物にハンガーを | Main | 「サンプル置き場」は最新ハンガーの宝庫 »