富樫雅彦 "THE BALLAD MY FAVORITE"
佐藤允彦 (p)
冨樫雅彦 (per)
高水健司 (b)1. Memories of You
2. It Never Entered My Mind
3. Shenandoah
4. Nightingale Sang In Berkeley Szuare
5. Nature Boy
6. Too Young
7. My Ship
8. What Kind of Fool Am IRecorded on July 13,14 ,1981
(富樫)「夜更けにサ、好い女と酒飲みながらしんみりと聴くような音楽って、大抵ムード・ミュージックの甘ったるいやつだろ、ああいうのじゃなくて」
(富樫)「恋人達の会話に強引に割り込んで来るような攻撃的で押しつけがましい所がなく、しかも、人が時々ひどく内省的になったときに対立できるような質の高さの、バラードばかりのレコード」
ライナーノート(佐藤允彦)より
その名も「ザ・バラード」。至極のバラードを集めたアルバムである。私は佐藤允彦のピアノ、アレンジ、演奏が大好きである。富樫と組んだ「パラジウム」も最高のアルバムである。このアルバムは聴けば聴く程惚れてくる。
単に「クール」では済まされないリリシズムがある。むしろ、ぐっと押し殺した色気が漂っている演奏なのだ。秋の夜長、カクテルでも片手にじっくりと聴いて欲しい。
"My favorite album ! " なのである!
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