「日本人の心の記憶」 映像作家・藤原次郎の世界
「但馬を映像で発信する会」の木村さんより、「次郎さんの作品の上映会をやろう」と声が掛かり、今回のイベントが実現した。建築をテーマに映像を撮り続けている藤原次郎さん。11月にフランスで上映会を行なうのに先立って、次郎さんを支援しようと集まった。(趣旨説明をする木村さん)
フランスで上映予定の「但馬スケッチ」「内藤邸」「縁」の3つの作品を、作者の藤原次郎さんが説明をする。今回の作品は、構成作家の奥村恵美子氏、建築家の石丸信明氏も監修・監督として関わり、一緒にフランスへ。3人による日本とフランスの文化交流は、きっと大きな反響を呼ぶだろうと思う。フランスの人たちの反応はどうか?帰国報告が今から楽しみである。
すでに、次郎さんはニューヨークやドイツのFilm and Video festival などで高い評価を得ている。日本人の原風景、風土を淡々と映像にしていく次郎さんの作品は、欧米で大きな注目を浴びている。それは、私たち日本人にも忘れかけている大切な何か(アイデンティティ)を再び、意識の中に呼び戻してくれる。
上映会が終わると(恒例の?)(^_^)、懇親会。次郎さんや奥村さん、石丸さんを囲んで立食のパーティ。上映された作品をネタに、夜が更けるのも忘れて、みなさん和やかに会話が続く。次郎さんの作品が触媒になって、それぞれの原風景、それぞれの心の記憶が蘇って来ている。
次郎さん、フランスの上映巡回の成功を祈ってます。
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Comments
Jiroさん、
まだ、心地よい余韻が残っています。
映像の力って大きいですね。
これからもよい作品を作ってください。
Posted by: koh | October 09, 2006 04:39 PM
ありがとうございました。
私達も大変励みとました。
これからもよろしくお願いします。
フランスではしっかりアウトプットするとともにインプットもしてきます。
Posted by: Jiro | October 09, 2006 07:22 AM