Thelonious Monk "MISTERIOSO"
Johnny Griffin : ts
Thelonious Monk : p
Ahmed Abdul-Malik : b
Roy Haynes : ds1. Nutty Listen
2. Blues Five Spot
3. Let's Cool One
4. In Walked Bud
5. Just A Gigolo
6. MisteriosoRecorded on August 7, 1958
はたして演奏が上手いの?下手なの?と、(ジャズファンにとってはもちろん冗談ではあるが) 話題に出るミュージシャンがいる。トランペットはマイルス・デイビス、そしてピアノのセロニアス・モンクがそうである。確かに、モンクの演奏には子供が指一本でピアノを弾いている様なパート、酔っぱらいがヨレヨレで弾いているんじゃあない?みたいなパートがある。
しかし、それこそがモンクの世界なのである。モンクが作曲した曲は、ちょっと変わっているけど、たくさんジャズのスタンダードにもなっているし、そのユニークな曲想は飽きない。また、あのビ・バップの先駆者と言われたピアノのバド・パウエルもモンクに教えを請うたと言う。
ジョニー・グリフィンのテナー・サックスもいい。モンクばりの高音と低音を行き来する白熱のソロを聴かせてくれる。1958年のニューヨーク・ファイブ・スポットでのライブ録音。46年前のニューヨーク、そして「モンクス・ミュージック」に浸ってみましょう。
The comments to this entry are closed.
Comments