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August 02, 2006

「司馬遼太郎記念館」 竜馬に会いに行こう

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大阪・東大阪にある「司馬遼太郎記念館」を訪ねた。オープンした直後以来、2回目である。今回は、息子が「行きたい」と言うので同行した。彼は最近、司馬遼太郎の明治維新時代を題材にした小説に凝っているようだ。

記念館を入ると、最初に遭遇するのがこの部屋。司馬遼太郎が小説を書いていた書斎である。最後の著書「街道を行く 濃尾参州記」の執筆途中の資料やメガネ、ペン、などがそのまま置かれている。

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司馬遼太郎は、自然のままの雑木を愛したそうだ。庭の木々は生い茂り、司馬遼太郎の書斎に適度の木陰と涼風を与えるのであろう。カエデ、ヤマボウシ、エゴノキ、クス、シイ、クヌギなどの樹木が茂る。

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「司馬遼太郎記念館」には、自宅と新たに建てた記念館とがある。設計は建築家・安藤忠雄。雑木林の庭を抜けたところに、この回廊が現れる。ここを半周するようにできたアプローチを通り、記念館の入り口に辿り着く。木々の緑で周囲の住宅とうまく共存している。

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展示室には、高さ11メートルの壁面一杯の書棚がある。2万冊の蔵書の展示には圧倒される。これ以外にも自宅にまだ4万冊の蔵書があるそうだ。階段を下りて下のフロアーに行くと展示ケースがある。ここは、直筆原稿やあ自筆の絵、メガネ、万年筆、その他愛用の身の回り品が展示されている。

今回の企画展は「竜馬がゆく」をやっている。学生時代にワクワクして読んだ「竜馬がゆく」。この小説を読んで竜馬ファンになった人は無数であろう。幕末を駆け抜けた竜馬の軌跡を地図にプロットしてある。竜馬ファン必見である
「竜馬がゆく」企画展は、10月29日まで。

「司馬遼太郎記念館」
〒577−0803 大阪府東大阪市下小坂3−11−18
tel : 06-6726-3860

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