「真夏の京都を行く」 銀閣寺・南禅寺
銀閣寺は臨済宗相国寺派の禅寺。1482年、室町幕府八代将軍足利義政により建立。義政は、祖父の三代将軍足利義満の北山殿金閣(鹿苑寺)にならい、山荘東山殿を造営。この東山殿が銀閣寺の発祥。正しくは東山慈照寺と言う。
銀閣寺の庭の高所から見下ろした観音殿(銀閣)。向こうに市街地が見える。
南禅寺三門の下から眺めた南禅寺本坊に繋がる参道である。これまで何度か南禅寺を訪ねたことがあるが、何度来ても良い。南禅寺のロケーションがいい。山との距離、参道の木々、本坊の規模、などすべてがバランスがとれている。
南禅寺本坊にある方丈庭園。代表的な禅院式枯山水の庭園。小堀遠州の作庭になるものと言われる。
南禅寺のすぐ横に、この「琵琶湖疏水」がある。明治23年に完成し、今での京都の上水道、防火用水としても活躍している。かつては、インクライン(傾斜鉄道)として、琵琶湖と京都の間の水運を支えた。今回は真夏の散策で、ちょっとへばってしまったが、この辺りの散策もお薦めコース。
The comments to this entry are closed.
Comments