「美のかけはし」 京都国立博物館
京都国立博物館で開催されている「美のかけはし~名品が語る京博の歴史」を観てきました。本館(特別展示館)の開館110年を記念して、京都の歴史的は美術品、文化財などの貴重な資料が鑑賞できる。
面白かったのは「誰しも一度は教科書などで目にしたことがあるけれど、なかなか実際に観る機会の少ない名品を紹介します」と言う案内。ストレートな表現で、思わず笑える。でも、その通りなのだから、笑っちゃあいけない。
本物と対峙している。作品と時間と空間を共有していることは、確かに興奮してワクワクする。 「国宝 源頼朝・平重盛像」、「後白河法皇像」、「土佐日記 藤原為家筆」など、その他にも一杯。
さらに、「豊臣秀吉消息」「坂本龍馬書簡」など、秀吉や龍馬の直筆の手紙などは興味深い。京都1200年の歴史にこのように触れてみると、江戸時代の作品や資料、ましてや龍馬などは、ついこの間のように思えてくるから面白い。
「旧帝国京都博物館本館」である。設計者は、赤坂離宮(迎賓館)も設計した片山東熊。明治30年(1897年)に建築された。今回の特別展には、この博物館建設に当たっての、図面や関係資料が展示してある。
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